【リアル淳二】『MYSTERY NIGHT TOUR2024 稲川淳二の怪談ナイト 』東京国際フォーラム公演のライブレポート!

稲川淳二の怪談を整理する、怪談!稲川倉庫です。

昨年に引き続き、32年目の『MYSTERY NIGHT TOUR2024 稲川淳二の怪談ナイト 』に参加しましたのでのライブレポートをお届けします!

©ユニJオフィス/稲川淳二

今回は長い長いミステリーナイトツアーの千秋楽3つ前に開催された、最終盤の11/4公演に参加しました。

場所は東京国際フォーラムのホールC。同会場は2Daysだったんですが前日はソールドアウトで、私が参加した11/4(月祝)の公演は当日券は出ていたものの、圧巻の観客数でほとんど席が埋まっている状態でした。

首都圏では真夏にも中野で2Daysやっているというのに、なんという集客力なんだ!

公演は残すところ沖縄の2公演と振替公演の姫路の1公演を残すのみにはなっていますが、ネタバレは避けつつお話のエッセンスを少しだけ紹介しようと思います

読み進めていただける方は、その点ご留意くださいね。

ツアー日程はこちら↓

稲川淳二の怪談ナイト オフィシャルサイト
もはや夏の風物詩となった「稲川淳二の怪談ナイト」。公演日程やツアーグッズの紹介、スタッフブログなどをお届けします。
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『MYSTERY NIGHT TOUR2023 稲川淳二の怪談ナイト 』2024年11月4日 東京国際フォーラム hall C

©ユニJオフィス/稲川淳二

今回参加した公演はツアー最終盤ということもあってか、なんというか座長の雰囲気も出来上がっているといいますかね。

ほら、座長がよく言うじゃあないですか。親戚のじいさんの話を聞いているとだんだんと怖い話になっていくような感じって。

語られた話はカッチリ「怪談」というものもあれば、雑談にも似た不思議な話、それから息抜きのような猥談小噺もあって。普段参加する公演とは少し違う印象を受けましたね。

会場によってお話される怪談が違う、それもあるかもしれない。もっと言うと、ツアーの最初と最後では座長のチューニングが異なっていて、ずいぶん公演の雰囲気が違うのかもしれませんね。

予算や時間の関係があるとは思いますが、1年にいろんな公演を複数回参加すると面白い発見がありそうです

それでは、毎年恒例勝手にアツコアツオ的怪談名(過去数年当たった試しなし!笑)をつけて、ほんの少しだけ内容を紹介しましょう!

海に潜む者2024(仮)

学生の女性が友人らと海水浴場がある民宿へ旅行に行ったんですが…。

ずいぶん昔の水難事故にまつわるお話なんですが、座長の名作怪談の良いところをミックスしたような話だな~という印象。

何をミックスしたような話なのかは強烈なネタバレになりますから伏せておきましょう。まあ、タイトルから想像してみてください(笑)

偶然の一致(仮)

以前座長は「心霊探訪で集める怪談は話の破片にしかならなくて、考古学に似ている」とおっしゃったことがありました。

今回は座長が集めている不思議なお話の中から、とりわけ「偶然の一致」に関するミステリー怪談を連続で披露されました。

ある離婚弁護士の最後(仮)

フランスで起きたという殺された弁護士の最後と、とある書物が示した数奇な最後とは…。

タイタニック号の因縁(仮)

座長は世界のミステリーにも造詣が深く、タイタニック号にまつわるお話をいくつか披露されました。

「予言」や「運命」とでも言いましょうかね。偶然なのか必然なのか、タイタニック号の逸話はたくさんありますよね。

イルカの男(仮)

これはねえ。座長が「忘れてください!」って言っていましたから内容に触れるのは止めましょう(笑)

ちょっとした猥談風小話なんですが、この日の気分でお話してくれたのかもしれませんね。

西伊豆の弁天岩

こちらは稲川怪談マニアではもう定番の「西伊豆の弁天岩」

「そうか、過去の名作怪談か…」と思って聞いてたんですが、詳しい後日談がありました!

逃避行(仮)

ひょんなことから座長が弁天岩で発見してしまった心中死体

実は後日、この2人に関する記事が週刊誌に載ったんだそうです。

心中に至るまでの経緯が詳しく語られました。

海月(仮)

「西伊豆の弁天岩」の出来事の後、実は仲間の後輩が海の事故で亡くなっているんですよね。

これもマニアには知られた話なんですが、かろうじて生き残った後輩が語った、「事故の真実」が掘り下げられました

心中事件もこの水難事故も、実は「戦争」が引き起こした悲しい事件だったのかもしれませんよね。

▼稲川淳二公式YouTubeチャンネル「遺言」でも語られていますので未視聴の方はぜひ!

待ちわびた日(仮)

福島県から山形を抜ける山道を車で走っていく。

ところどころ路面が凍結していて注意しながら車を運転していたんですが、タイヤを滑らせてしまいそのままガードレールへ突っ込んでしまって…。

車の事故にまつわる怪談なんですが、どうも「ビバーク」っぽい印象を受けましたね。

ただ、相変わらずの恐怖語りでさらにナマ淳二ですからね…。怖さ百倍のリアリティで大満足でした。

語弊があるかもしれませんが、お話自体は結構シンプルなんですけど、すさまじい臨場感でつくづく座長の話力に驚かされました

廃墟の工場(仮)

私にとってはラストに披露されたこの怪談がとにかく最高でしたね!

途中まで「なんとなくオチが想像できる話かなあ」と思って聞いていたんですが、まさかの展開にびっくり

よくある廃墟探検モノではあるんですが、そこで不気味な男と出会ったことで物語が動き始めます…

序盤に語られた主人公は「心霊に敏感な男性」というフリが効いていますねえ。ちょっとヒトコワの匂いもさせつつ、座長の首吊り怪談の中でも、上位にくる怖さじゃないですかね

心霊写真コーナー

今年もあります!恒例の心霊写真コーナー。

初見の写真ばかりでしたし、なにより座長の客いじり(?)が最高でしたね(笑)

特に「赤いジャケット」の写真はかなり怖かった!そしてギャルのパンティは少し得をした!

グッズ売り場

新作グッズも交えながら、定番のTシャツなどたくさん販売されていました!

スタジアムタオルは欲しかったんですけど…予算の都合で断念。

個人的には稲川美術館ポストカードの新作を毎年発売してほしい

前にもお伝えしましたが、会場ではすでに流通していない「生き人形」のDVDを購入することができます

まだ持っていない方はぜひ!

タペストリー

毎年新作のタペストリーが登場していますね!

ターミネーター風?我らがJUN爺です。「I’ll be back」の意訳で「今年もあいつがやってくる…」!

怪談喜寿、77歳になった座長!

どうかお体には気を付けて、これからもファンを楽しませてください!

フライヤー類

会場入り口で配布されたフライヤーの一部を紹介します。

今回の目玉はこれでしょう!

裏面にはなんと…

バンダイビジュアル製作の「超怖い話シリーズ」の怪談名がズラリ!

これだけでどんな話か特定できる方は、相当なマニアでしょう!(タイトルがややあいまいなこともありますが、私は半分ぐらい特定できません)

そのうち「超怖い話シリーズ」も整理していきたいと思います!

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回参加した会場では、直前にのどの不調で姫路公演をキャンセルした影響もあってか、ずいぶん喉の調子がお辛そうでした。そんな中座長はいつもにも増して気を遣ってくれている様子で、たくさん手を振ってくれて感謝の言葉を伝えてくれました

座長に救われているのは私たちの方なのに、だんだん座長が現人神のように神々しく見えてきてしまったんですよね(笑)

なんかもうその存在だけで、うれしいというかありがたいというか。

来られているお客さんも皆さん本当に紳士淑女でマナーの良い方ばかりだなあ…と感心させられてしまいます。

77歳の座長はきっと来年もライフワークとしてミステリナイトツアーを開催してくれると思っていますが、ご自身の体調に向き合って、どうかお体に気を付けて無理なく開催してくれればうれしいです。

この記事を読んでくださっている現役ファンの方、過去にファンだった方、そして興味はあるけど…という方へ、どうかツアーが開催される限りは参加していただきたいと思います!

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