【まいちゃん】いまあなたの後ろにいるの…都市伝説級怪談『MYSTERY NIGHT TOUR 稲川淳二の怪談 Selection25 まいちゃん』

この記事はプロモーションを含んでいます。

稲川淳二の怪談を整理する、怪談!稲川倉庫です。

今回は『MYSTERY NIGHT TOUR 稲川淳二の怪談 Selection25 まいちゃん』を整理!
(CD発売日:2024年6月19日)<MNT-25>

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『MYSTERY NIGHT TOUR 稲川淳二の怪談』シリーズご紹介の25作目。

本記事執筆時は2026年7月で、本作発売は2024年…。当サイトで紹介し始めてから数年かけて、やっと25作目まで追いついてきました!

今年中には2026年発売の27作目まで追いつきたいです(笑)

それでは、本作の収録怪談をみていきましょう。

『MYSTERY NIGHT TOUR 稲川淳二の怪談Selection25 まいちゃん』

セレクションシリーズ第二十五弾!
‘97年のライブで語られた懐かしの名作や
趣を異にする秀逸怪談 全5話を収録!

公式ホームページから引用

「まいちゃん」と言われても皆さんピンとこないと思うんですが、書籍『ライブ全集』(いつかご紹介したい!)を確認したところ、ちゃんと舞ちゃんが主人公になっていました。古参ファンなら聞けばすぐにわかると思いますよ。

本作はそんな稲川怪談というよりは都市伝説とも言うべき最初期の怪談「まいちゃん」を含む5話収録。

『三次にて…』も有名な怪談ですし、個人的に好きなのは『指輪の女』!

けっこうバラエティーに富んでいますので、入門編にも良い作品かもしれませんよ。

兄貴の引越し (2021)

テレビがまだ一般には普及していなかった戦後まもない頃、男性記者が体験した奇妙な出来事が新聞記事として掲載されていたんですよね。
今とは違って新聞にも娯楽性が求められていた時代だったのでしょうね…

公式ホームページから引用

芸人の青空うれし師匠から頂戴した古い新聞記事なんですがね。そこにちょっとした読み物が載っていまして、読み進めていくと…それ怪談なんですよね。

戦後すぐ昭和の匂いが漂うお話なんですが、話自体は良いところで終わっていて。どうやら連載記事なんですよ。

で、なんとかその話の破片を集めていって、一つの怪談が完成したんですが…いつの時代も「いわくつきの家」っていうのがあるんですねえ。

一言コメント(ネタバレ注意)

稲川怪談の一つのジャンルともいえる「時代モノ」怪談。

「緑の館」とか「馴染の遊女」「にわか坊主の怨み」と同じようなテイストです。もっとも本作「兄貴の引越し」は戦後復興の黎明期のようなので、まだ舞台としては新しいですけどね。

なぜか気前よく貸してくれた2階建ての家に夜な夜な聞こえてくる足跡…

いくら艶っぽい女だからといってもねえ。そんなうまい話はあるもんじゃあないですよね。

それにしても「兄貴の引越し」というタイトルはどうなんでしょうか(笑)主人公は引越しに付いていった弟ですから、どうもピンとこないタイトルだと思っちゃいました。

そこにはなまめかしい女性が立っていて…。

三次にて… (2001)

不思議な体験でした。
今でも鮮明に”あの声”が聞こえた時のことを覚えていますよ。
知人に頼まれて出演したイベントだったんですけどね。
古くから“もののけ伝説”で有名な場所ですから…

公式ホームページから引用

広島県三次市。この場所で怪談の公演依頼を受けて、ツアーの合間に立ち寄ったんです。

公演中、ちょうどいい頃合いだなと思っていた矢先に、後ろから「もう少し続けてください」とスタッフの女性に声を掛けられた。

イベンターの指示かなと思って少し公演を延長したんですが、終わった後マネージャーから「今日は時間オーバーしましたね」って言われたもんだから、女性に頼まれたことを伝えると、そんな女性はいなかったって言うんです。

おかしいなあと思って女性司会者に聞いてみたけど「公演中には舞台には行っていない」と言われてしまった。

でもね、会場の皆さんがその女性が消えるところを目撃していて…。

一言コメント(ネタバレ注意)

これはけっこう有名な三次のもののけ怪談ですね。

座長の実体験怪異談は格別で、明確な話のスジやオチはないんですが、それがかえってリアリティを感じさせるじゃないですか。

公演中には謎の女性に声を掛けられるし、ホテルの通路には妙な女性が登場するし、部屋では夜中に女性の話し声が聞こえるし。

おまけにホテルの裏は墓場っていうんですからね…。

会場に現れたらしき女性と何か関係があるんでしょうかねえ。

AIが頑張って座長に似せてくれました(笑)
稲川淳二メモリアル「遺言」

公式YouTubeチャンネルにもアップされています!

指輪の女 (2020)

静まり返った病院の救急治療室での出来事。
朦朧とした意識の中で混濁する夢と現実。
そんな事はありえ無い!って、誰にも断言はできないんじゃないですかねぇ…

公式ホームページから引用

劇団を主宰している先輩から聞かせてもらった話。

四国で公演する打ち合わせで高知県のホテルに宿泊していたんですが、この先輩は肥満体で糖尿と高血圧を患っていて。その日の宿泊先、ホテルの部屋で意識が遠のいていく気がしたっていうんです。

前にも発作を起こしたことがあるもんですからね、「まずいな」と思ってホテルのフロントに電話を掛けた。そこで気を失ってしまった。

意識が戻ったころは広い天井で、どうやら病院の救急治療室のようだった。生死の境を彷徨って先輩は生還したんですね。

と、しばらくするとサイレンが聞こえてきて、ストレッチャーの音と慌ただしい靴跡が自分のいるその部屋入ってきた。

緊急搬送された隣の患者は残念ながら治療の甲斐なく、こと切れてしまったようなんですが…。

一言コメント(ネタバレ注意)

この怪談、私大好きなんですよね。

映像作品『眠れない話』シリーズで座長が語っていたのが印象的(その時のタイトルは「四国の病院」)で、朦朧とした意識のなかでみた幻だったのかなと思ったら、ちゃんと証拠はあったという。

でも今回の語りで追加された「先輩の葬式での出来事」は蛇足なんじゃないかなあ。どういう因縁なのかもよく分からないし、妙に整合性が合わないオチで考える余地が広がるわけでもないですからね。

そうそう、あなたは体の自由が利かない状態で、密室の中死体と一緒になったことはありますか…?

そりゃ時には死体と同じ空間にいるってことはあり得ますよね…。

魔の踏切 (2018)

“魔の踏切”と実しやかに囁かれる踏切が国内にはいくつもありますが、
もしかしたら怨や念が滞留しやすい場所なのかも知れないですね。
遮断機が下りてくる閉塞感と鳴り響く警報音には恐怖心が煽られますよね。

公式ホームページから引用

東京から他県へ延びている“とある私鉄”の踏切なんですがね。多くの線路がまたがっていて、ラッシュ時は7本も往来してなかなか遮断機が上がらない。

隙を見て遮断機をくぐっていった女性が死角になっていた列車に轢かれて真っ二つ…。救急隊が駆け付けたところ、なんとその女性は上半身だけになっても生きていたっていう。

でね。その踏切は1年に必ず「4人」亡くなるんだそうです。

N駅というそうですよ…。

一言コメント(ネタバレ注意)

まさに稲川流「踏切奇談」ですね。古くは『怖いから聞かないで』に収録の「魔界の踏切」『ミステリーナイトツアーselection 女王の歩道橋』に収録の「国立の踏切」(どちらも異タイトル同怪談)が有名ですが、本作は踏切怪談詰め合わせといった感じ。

轢死した体の一部がすっ飛んで見つからなくて…という話はよく聞きますね。前にコンビニのトイレに紛れていたことがあったという話を聞いたことがあるますよ。

それだけ凄まじい衝撃なんでしょうね…。くわばらくわばら。

よーく写真を見てください…。この踏切、おかしい!

まいちゃん (1997)

懐かしくてわかりやすい怪談ですよね。
最近では似たような話があちらこちらで語られているようですが、
原作を望まれるたくさんの声に押されて、この度収録させていただきました。
全国ツアーを始めたころの記憶が蘇ってきますね…

公式ホームページから引用

幼稚園に通っているまいちゃんという女の子なんですが、母親が働いているので幼稚園から帰ってきても母親が家にいないんですね。そんな時は母親が帰ってくるまでは、友達の家で遊んでたんだそうですよ。

そんな時、友達と歩いていたらお墓にある人形を見つけた。お墓に置きっぱなしになっていてかわいそうだよね…。

まいちゃんはその帰り、人形を持って帰ってしまったんです…。

一言コメント(ネタバレ注意)

誰もが一度は聞いたことがある都市伝説めいた怪談。当時は話の出どころがあいまいな時代だったと思うんですが、座長もレパートリーとして語っていたんですね。

90年代は共働きの家庭が増えて、俗に言う「鍵っ子」が増えた時代を背景に、こうした都市伝説が広まったんだろうと思いますね。かく言う私も鍵っ子だったものですから、この話はすごく怖い思いをした記憶があります。

もっとも、私の地域では電話を掛けるとお話しできるリカちゃん人形と混じったような怪談だった気がします。

お墓に置いていた人形?それって幼くして亡くなった子供のお友達だったんでしょうねえ。

まいちゃん…いま玄関の前にいるの。いまから行くわ…。

まとめ

いかがだったでしょうか?

ミステリーナイトツアーシリーズのスタジオ収録盤Selectin25!

懐かしい怪談「まいちゃん」から「三次にて…」のような有名怪談、そしてわりと最近の怪談も収録しているバランス良い作品でしたね。

ミステリーナイトツアーシリーズの紹介はまだまだ続きます。引き続きお付き合いくださいね。

それじゃあまた。次の怪異でお会いしましょう。

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