なぜ黄色く塗られたのか…トンネル怪談の傑作含む『MYSTERY NIGHT TOUR 稲川淳二の怪談 Selection12 黄色いトンネル』

稲川淳二の怪談を整理する、怪談!稲川倉庫です。

今回は、『MYSTERY NIGHT TOUR 稲川淳二の怪談 Selection11 黄色いトンネル』を整理!
(CD発売日:2012年6月8日)<MNT-12>

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『MYSTERY NIGHT TOUR 稲川淳二の怪談』シリーズ

同シリーズ12枚目の作品。

稲川淳二公式YouTubeチャンネル、稲川淳二メモリアル「遺言」で語られている怪談が多く収録されていますので、けっこう座長がお気に入りの怪談ばかり詰まったCDかもしれませんね。

『MYSTERY NIGHT TOUR 稲川淳二の怪談Selection12 黄色いトンネル』

稲川淳二の怪談ナイト、20年連続公演!!。
そしてセレクションシリーズ第12弾。
稲川淳二の”怪談バイブル”、是非お楽しみください。

公式ホームページから引用

心霊探訪の末に手がかりが見つかった表題話「黄色いトンネル」、座長の実体験怪異談「憑いているタクシー」、戦争が家族を引き裂いた悲しい怪談「地下室の雨宿り」、短めの樹海怪談「樹海~最後の一枚~」、稲川怪談には珍しい妖怪の仕業か?「深夜の浴場」、掃除してもなくならない長髪の謎「大学生のアパート」を収録。

Mystery Night Tour
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2023年10月現在の稲川怪談CDラインアップ
・稲川淳二の秋の夜長のこわ~いお話
・怖いから聞かないで 
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・怖いから聞かないで~極選~
・ホントにこわ~い話 ベスト
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・稲川怪談クラシック (クラッシック音楽の紹介なので間違わないで)
・稲川淳二の怪談 MYSTERY NIGHT TOUR Selection
 4,5,8,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,22

https://movie-tsutaya.tsite.jp/netdvd/dvd/top.do

2023年10月現在の稲川怪談CDラインアップ
・ホントにこわ~い話 ベスト
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・稲川淳二の怪談 MYSTERY NIGHT TOUR Selection
 6,7,8,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,22
・稲川淳二の怪談 MYSTERY NIGHT TOUR Selection BOXシリーズ
(ベストアルバムBOXのようなもの)

黄色いトンネル (2004)

何故か黄色く塗られてしまった古いトンネル。
海辺の田舎町で一体何があったのか…?
この話、きっと何らかの続きがあると思うんですよ、私はね…。

公式ホームページから引用

座長のライフワークともいえる心霊探訪。

ある地方で、外も中も黄色く塗ったトンネルがあるっていう話を聞いたんですよね。

黄色いトンネルは、その土地の景観にもそぐわないんだそうで、なんで黄色く塗ったかわからない。地元の若者は「化けトン」と呼んでいるそうなんですがね。

数年後、それとは別の流れである話を聞いたんですが、どうやらこのトンネルのことではないか…といういわれを聞いたんです…。

やっぱり、“でる”から黄色く塗ったようなんですよ…。

一言コメント(ネタバレ注意)

かつて、結婚式直前の花嫁が、自動車事故でもってトンネルの中へ突っ込んでいって、しまいには壁に激突してしまい絶命してしまったという悲しい事故。

普通なら即死だという事故だったそうですが、夜ごと舞い戻る花嫁に、彼女の意志を強さを感じざるを得ませんね。巻き込まれてしまったバスの運転手さんはお気の毒ですが。

一面を黄色く塗ってしまったというトンネル。その後の取材で他の理由が見つかったのかどうか、非常に気になるところです。

トンネルですか?早く通り抜けたいものですよねえ…。
稲川淳二メモリアル「遺言」

公式YouTubeチャンネルにもアップされています!

憑いているタクシー (2011)

懐かしい仲間と西麻布の店でお酒を飲んだ帰りの事なんですよ。
小雨の中、ちょっとやばいタクシーに乗っちゃったんですよ。
あのタクシー、今も都内のどこかを走ってるんでしょうねぇ…。

公式ホームページから引用

デザイン関係の仲間と飲む機会があって、すっかり遅い時間になってしまった座長。

家路に着こうとたまたま拾ったタクシーの後部座席に、黒い髪の毛の束のようなものがポツンと置かれていたんだそうですよ。

運転手に伝えたところ、「さっき青山斎場へ客を乗せたところ」だっていう。運転手はそれを片付けてくれたんですが、中野方面と行き先を告げた座長に、そのタクシーの運転手が告白し始めます…。

一言コメント(ネタバレ注意)

ある日の夜中に、その運転手が葬儀場で乗せたという喪服姿の乗客…。

座長を乗せた車中で、何かの声を聞いたという運転手と、タクシーを降りた後に見えた、揺れる長い髪の毛…。

どうやら、そのタクシーには憑いちゃっているようですねえ。ボキャブラ天国風にいうと、「憑いてる霊、乗ってる霊」ということになりますな(古っ!)。

以前に紹介した「死神を乗せたタクシー」もそうですが、タクシー怪談というジャンルで絞れるほど、タクシーにまつわる怖い話はたくさんありますよね。

そんな意味では、私はタクシーの運転手にはなりたくない(笑)

稲川淳二メモリアル「遺言」

公式YouTubeチャンネルにもアップされています!

地下室の雨宿り (2007)

地下室の雨宿り (2007)

雨宿りに立ち寄った、建物の地下室での出来事。
戦後の知人や身内探し、本当に大変だったと思います。

公式ホームページから引用

第二次世界大戦、日本は敗戦という形で終戦を迎えました。

一面の焼野原になってしまった東京では、少しづつですが、またそれぞれの生活が始まっていきました。と同時に、出兵や避難・疎開などで、音信が途絶えてしまった身内を探していている方が後を絶たなかったといいます。

毎日毎日歩き回って身内を探していた与田さんなんですが、急な大雨が降ってきたもんですから、雨宿りができるところを探したんです。

瓦礫の街の中で、ちょうどよさそうなコンクリートの崩れた建物なんですが、地下室に続く階段を見つけたんです。

地下室には水が溜まっていたもんですから、そこへ続く階段に腰かけて雨が止むのを待っていたんですが、地下室の中から話し声のようなものが聞こえてきて…。

一言コメント(ネタバレ注意)

診療所だったというコンクリートが崩れたその建物の中で、与田さんは頭が吹き飛んでしまった少女と出会うわけですが、少女が言った「あたしだよ」という言葉はいろいろ考えさせられますね。

その少女が与田さんの身内ではなかったと思うんです。身内を探し回る与田さんの幻聴だったんじゃないでしょうかね。

この話は怖いというよりも、戦争が終わってなおも続く、戦争が引き裂いてしまった人々の悲惨な状況を表している、そんな悲しい怪談ですよね。

この地下室の診療所へ搬送されたとき、すでに少女は…。

樹海~最期の一枚~ (2010)

富士の樹海では本当に色んな事がありますね…。
私も今だに年に何回か訪れますが…。
その樹海の近くで民宿を経営されている方に、聞かせて頂いたお話です。

公式ホームページから引用

富士の樹海では、毎年30人ぐらい自殺者がでるんだそうです。

地元の消防団に所属するAさんには、秋になると樹海で見つかった死体を収容するんだ役割があるんだそうですがね。

その日、仲間から連絡を受けて現場に駆け付けたところ、そこは以前にも3体の死体が見つかった同じ場所だった。

その死体は身元が分かるものを持っていなかったんですが、近くに落ちていた使い捨てカメラを現像したところ…。

一言コメント(ネタバレ注意)

樹海モノの中では比較的短いこの怪談。

使い捨てカメラに写っていたものは何だったのか…その振りも十分効いていますね!

答えは下記の公式チャンネルで!笑

樹海…興味があっても行かない方が身のためだと思いますよ…。
稲川淳二メモリアル「遺言」

公式YouTubeチャンネルにもアップされています!

深夜の浴場 (2008)

よく”古い宿には妖怪が住む”って話がありますがねぇ、
それってまんざら嘘ではないみたいですよ。

公式ホームページから引用

地方のイベント会場で司会を務めるK子さんなんですが、その日の宿になっている、とある地方の旅館に戻ってきた。

同僚のU子さんは部屋のお風呂を使うっていうもんですから、K子さんは一人で新館の大浴場へ向かったんですね。

廊下にある「浴場」と書いた目印に沿って進んでいったところで、どうやら古い建物の旧館に来ているらしいことに気が付いた。

浴場には「利用時間は23時まで」と書いてあって、すでに時間は過ぎているしどうしたものか…と思ったんですがね、のれんが掛かっているし格子戸からは明かりがもれている。

入っていってみると、浴室の湯舟にはたっぷりお湯が入っている。誰も入っている気配はないんですけど、K子さんはこのまま利用するようにしたんですが…。

一言コメント(ネタバレ注意)

このお話、いわゆる妖怪の「あかなめ」の仕業じゃあないでしょうか。ほら、長い舌で浴場を舐めて洗うという。

本編では座長は正体にそれほど言及しないんですけどね。

それにしてもこの妖怪。飛び出していったK子さんを追いかけていって部屋にまで登場したり、終日使用禁止のこの浴場を「利用時間は23時まで」と改ざんしたりと、マジシャン的な能力まであります(笑)

旅館の大浴場ですか?気を付けてくださいよ…。
稲川怪談アート作品集「稲川美術館」第一夜より

大学生のアパート (1999)

東北地方の大学生が下宿していたアパートでの出来事。
今でもこのアパート、あるんでしょうかねぇ…。
住みたいとは思いませんが、一日だけなら泊まってみたいような気がしませんか…。

公式ホームページから引用

東北の国立大学に通うAさん。元々は寮生活だったんですが、三回生になるタイミングで、勉強に集中するために一人暮らしを始めることになったんです。

高校の同級生で同じ大学に通っていたBさんも、同じタイミングで一人暮らしを始めたそうですがね。

ある日、Aさんがアパートの掃除をしているときに、女性の長い髪の毛が見つかった。前の住人かと思ったんですがね、何度掃除しても長い髪の毛がまた出てくる。妙だな…と感じていたところ、久しぶりにBさんに出会った。

「水臭いなあ、彼女が出来たんなら紹介してくれよ」

BさんはAさんの部屋の窓に、女性の影を見たって言いはじめましてね…。

一言コメント(ネタバレ注意)

Aさんが引越ししたそのアパートは、かつて女性が惨殺されたアパートだった…っていうのを近くのラーメン屋で聞かされて、その足でアパートに荷物を取りに行くというなんともハードなラスト!

部屋中に数十枚も張ったお札を全部剥がして、わざわざ丸めてしまう女性の霊のおぞましさといったら…。

Aさんとは全く関係ない事件でしたが、あなたが引越しする新居がこんな事故物件だったらどうしましょうかね。自分ではどうしようもない恐怖っているのはあるんですねえ。

それから、実に物分かりのよいBさんの行動力にも驚かされます(笑)

女性の怨念というのは恐ろしいものですよ…。
稲川淳二メモリアル「遺言」

公式YouTubeチャンネルにもアップされています!

さいごに

いかがだったでしょうか?

ミステリーナイトツアーシリーズのスタジオ収録盤Selectin12!

本作は、心霊探訪あり、実体験あり、樹海あり、そして恐怖怪談、妖怪怪談、悲しい怪談ありと、稲川怪談オールスター的なラインナップなんじゃないでしょうか。

ミステリーナイトツアーシリーズの紹介はまだまだ続きます。また、お付き合いくださいね。

それじゃあまた。次の怪異でお会いしましょう。

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