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ギャオ~ン。
出たぜ~っ!ゆでたまごのキン肉マンジャンプVol.5が~っ!
というわけでこんにちは!アツコアツオです。
漫画家ゆでたまご先生の作品を研究する「ゆでたまご研究所」へようこそ!
今回は「原作生誕45周年&TVアニメ放送記念号」と銘打たれた『キン肉マンジャンプ』第五弾を紹介したいと思います!
激しいネタバレを含みますので読み進めてくださる方はご注意を!
▼『キン肉マンジャンプVo.4』の記事はコチラ
キン肉マンジャンプVol.5
ジャンプ仕様のキン肉マン特集本もいよいよ第5弾となりました!
今回は新シリーズのアニメ化「完璧超人始祖編」放送直前という発売タイミングもあって、アニメに関する情報や製作陣へのインタビューが充実していますね!
ウルフマン(リキシマンではない!)役のケンドーコバヤシ氏とネプチューンキング役の麒麟・川島氏の対談に始まり、嶋田先生×アニメ版構成・脚本担当の深見氏、そして中井先生×アニメ版キャラクターデザイン担当の丸藤氏(プロレスラー丸藤氏の実兄!)などの対談記事は読み応え抜群。
とりわけ中井先生がインタビューに登場するのは珍しい気がするので、漫画とアニメの作画の共通点や相違点などの話題はたいへん興味深い記事でしたよ!
一方で、今までのようなゆで先生読み切り漫画や超貴重原稿の再掲載などはなかったので、ゆで成分は少し薄目かもしれません(笑)
超人総選挙2024の行方は…
そんななかで、やっぱりメインコンテンツは…超人総選挙2024でしょう!
3年ぶりの開催となった今回で6度目の超人総選挙。『キン肉マンジャンプVol.5』では1位~10位の選手にまつわる名勝負・名シーンを再掲しています!
「コミックスを持っているから…」という方も、ジャンプ紙とジャンプサイズで読み直すと細かい作画やトーンにきっと感動するはず!
毎週の新作をWEBで読み、コミックスでまとめ読みしつつ、ジャンプサイズでも読むことができるなんて…。
キン肉マンファンはなんて幸せ者なんだ~っ!
というわけで、本記事では超人総選挙2024の1~5位までのランキングを振り返りつつ、掲載されている試合を紹介しましょう!
第1位:キン肉マンソルジャー
第1位はまたまたキン肉マンソルジャー!
なんと3連覇という結果になりました!
とりわけ今回は「オメガ六鎗客編」で実際の試合が描かれましたので納得の第1位でしょう。
掲載話:対オメガ&マリキータ戦
「オメガ六鎗客編」のオーラス、夕日に望む浮遊リングでのタッグマッチが2話分掲載されています!
「王位争奪戦」以後のキン肉マンソルジャー初の試合が再び関ヶ原というのも面白い因縁ですねえ。願わくば、末永く新作アニメが続いてくれてこの試合まで見せてくれれば、こんなにうれしいことはないですよ!
第2位:悪魔将軍
第2位は前回に引き続き、悪魔将軍がランクイン!
ザ・マンとの最終決戦以来活躍していないものの、やはり存在感では群を抜いていますね!
掲載話:ザ・マンへ対峙した際の回想シーン
おそらくザ・マンとの対決は「Vol.1」に掲載されていたと思いますので(手元になくて未確認です。ゴメンナサイ)、今回はかつてザ・マンとゴールドマンが決別した際のシーンが掲載されています。
『キン肉マン』は王位争奪戦終了後に長い年月を経て、途中『Ⅱ世』をはさんで連載再開されたのですが、復活シリーズ「完璧超人始祖編」はキン肉マンワールドをさらに深く、そして見事な伏線回収(というより素晴らしい後付け設定)で、ファンの積年の疑問に答えてくれていますよね。
今回の掲載話は、そうしたキン肉マンワールドの理解がさらに進むお話になっていますね。
第3位:ロビンマスク
こちらも前回と同じ順位となりました、ロビンマスクが3位にランクイン。
ネメシスによって砂丘に埋められてからずいぶん長い間眠っていたロビンマスク、強敵(と書いて友と読む)マンモスマンの生を受けついに復活!超神の一角であるランペイジマン戦の活躍が記憶に新しいところ。
いつの時代もかっこいいのう~っロビンという男は~っ!
掲載話:ランペイジマン戦のクライマックス
貴公子から暴君への変貌を遂げた(というかもしかしたらこっちが本性か?)、ロビンマスクの新技が炸裂するランペイジ戦が掲載されています。
タワーブリッジによって切断されたのはダイナマイト・バイパー以来かもしれませんね。
第4位:ウォーズマン
こちらも前回同様のランキングとなったウォーズマンが第4位という結果に。とはいえロビンマスクとの差はわずか3票だったので、今後は順位が変動する可能性がありますね!
ウォーズマンは旧シリーズ(王位争奪戦まで)はたいへん不遇な目にあってきましたから、その反動からか新シリーズでは八面六臂の大活躍。
元々人気が高かっただけに、ポーラマンとの死闘、ロビンの後継者指名、そしてオニキスマンとのロボ超人対決など実際のエピソードを踏まえて、更なる人気に拍車がかかっている印象がありますね!
…個人的にはボコボコにやられる「ウギャ~っ!キン肉マーンっ!」のウォーズマンも好きなんですけどね。
掲載話:オニキスマン戦のクライマックス
驚異の1億パワースクリュードライバーが発動したオニキスマン線の終盤が掲載されています。
「良いところで終わるな!」という読者の声が聞こえてきそうな引きで終了していますので、未読の方はぜひコミックをご覧くださいね!
第5位:キン肉マン
なんで主役がいつもいつも1位じゃないんじゃ~っ!というキン肉マンお馴染みのセリフが聞こえてきそうですが、主人公以外に魅力的なキャラクターが多すぎるのが『キン肉マン』という漫画の特徴でもありましょう。
そうそう、キン肉マンも前回同様の順位だったため、1位から5位まですべて前回と同じランキングという結果になっています(笑)
なんてったって、新シリーズでは主人公でありながら、ピークアブー・ネメシス・パイレートマンと強豪ではあるものの、いわゆるシリーズのラスボスと戦っていないんですから。『キン肉マン』のキャラクター層の厚さには驚かされますよね!
掲載話:マグニフィセント戦のクライマックス
まだまだあった!キン肉マンバスター系の派生技、キン肉バスター・イモータルがマグニフィセントに仕掛けるシーンが掲載されています。
このコマは見開き1ページなんですが、ジャンプサイズで読んだ方が圧倒的にカッコいいですので必読です!
総選挙の総括
というわけで、第1位~第5位は前回の総選挙同様の結果となりました。
ソルジャーと悪魔将軍のワンツーフィニッシュを破るのはもう難しいかもしれませんね。あまりに人気すぎる両超人!
『キン肉マンジャンプ』誌でも識者が語っておられますが、<殿堂入り>という制度も視野に入れないと上位陣は入れ変わらないかもしれないですね…。
それから、第1位のソルジャーから第5位のキン肉マンまでの票数はそんなに大差ないんですけど、第6位の表とは大きな開きがありますから、ぶっちゃけ第1位~第5位まではもう固定になっちゃってるんじゃないかと。
それから、アシュラマン、ネプチューンマンあたりの票があまり伸びなかったのも意外なところ。超神戦ではそれなりの活躍を見せてくれましたが、厳しい結果になっていました。
ジェロニモ?デビュー戦を超える活躍を見せてくれましたが…読者の評価は厳しいです!
その他コンテンツ
本誌ページのほとんどが過去漫画の再掲ではあるのですが、3つのコラボ漫画も掲載されていますので紹介しておきましょう!
『食戟のソーマ』コラボ
週刊少年ジャンプで7年間連載された、料理対決漫画の『食戟のソーマ』。
コミックス全36巻であったり、原作・作画のコンビであったりと、『キン肉マン』と不思議な縁が感じられる作品ですね!
今回は『食戟のソーマ』の登場人物がキン肉星に飛んでいき料理バトルを繰り広げるという、『グルマンくん』もびっくりな異次元コラボレーション!
本編未読な私ですが、キン肉マンのキャラクターが存分に生かされていて、ビビンバはマッスルショット風でありながらとてもかわいらしく、『食戟のソーマ』お馴染みの料理がおいしいと服がはだけちゃう設定も相まって、かなりセクシーな仕上がりになっています!
『食戟のソーマ』ファンの方はスピンオフ作品としても押さえておきたい一話ではないでしょうか?
私はかなり『食戟のソーマ』が気になりましたので、機会があれば漫画を読んでみたいと思いました!
『THE 超人様』特別編
『キン肉マン』スピンオフ(?)作品として、ファミレスでのゆる~い超人トークで人気を博した『THE 超人様』が特別復活!
お馴染みのカナスペプリプリの3超人が、新作アニメを肴にドリンクバーでファミレスに居座るいつものスタイルはそのままに、今回は上坂すみれ嬢が(スマホ内動画として)登場!
いつものごとく勘違いしたカナディアンマンに待ち受ける悪魔超人の影…!
くっきー!先生読み切り『高く飛べ』
前号に引き続き、今回もまたまたお笑い芸人くっきー!aka野生爆弾の作品が掲載。
芸人としては決して嫌いではないんだけど、この漫画はあんまりおもしろくないなあ。前号のもそうだったけど。
オチや口調などもいつものくっきー!節ではあるんだけど、『キン肉マン』の世界にもマッチしてないばかりか好感を持てないし、この漫画だったらもっとほかのページに割いてほしいなあ。辛口ですみませんけども。
まあ、ゆでたまご先生監修なので外野がとやかくいうことではないんでしょうけど。
まとめ
というわけで、『キン肉マンジャンプVol.5』の主要コンテンツを紹介しました!
とにかく、再掲とはいえジャンプサイズでキン肉マンを読めるのはかなり読みごたえがありますし、『食戟のソーマ』はけっこうおもしろかったので、どちらの作品のファンにもオススメですね!
残念なのは、ゆでたまご先生の書下ろし漫画やコミックス未収録作品などがなかったこと。やはりアニメ化記念号ということもあってか、アニメ関連の話題や生地が多い本誌だったともいえますね。
いずれにしても、『キン肉マン』マニアの方は書店から無くなる前に、早めに抑えることをおすすめします!
▼超人総選挙2024の結果はコチラ
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