新日本プロレスワールド【NJPW今日は何の日】2000年5月5日:健介がパワーに変身!WCW所属のグレート・ムタを北斗と共に迎え撃つ!

こんにちは。野良プロレスコラムニストのアツコアツオです。

金曜日は闘いのワンダーランド!

毎週金曜日にお届けする『NJPW今日は何の日』のコーナーです。

新日本プロレスワールドのアーカイブにある過去の試合から、アツコアツオが独断と偏見で選んだ1試合を紹介します!

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5月5日は何の日?

今回は、2000年5月5日に福岡ドームで行われたこの試合をテーマに考えてみることにしましょう!

福岡の博多どんたく祭りに合わせて、今もなお続くゴールデンウィークに開催されるレスリングどんたく。2000年はパワー・ウォリアーとグレート・ムタの異次元対決が実現!

2000年の新日本プロレス

まず始めに、2000年5月前後の新日本プロレスを振り返っておきましょう。

この年4月の東京ドーム大会では、橋本と小川の一連の抗争が橋本引退という形でクライマックスを迎え、武藤はグレート・ムタとしてアメリカWCWと契約を結び、いったん新日本プロレスの戦線を離脱します。

また、永田・中西らは新日本本隊所属ではあるものの、G-EGGSなるチームを結成し新日本侵攻の準備を整え始めました。

そして、橋本との因縁を断ち切った小川ですが、新日本プロレスとの縁も切れるかと思いきや、今回紹介する2000年5月5日のレスリングどんたくにも参戦し、村上と組んでタッグながら中西・永田組と対戦しています。

さらにライバル団体である全日本プロレスに目を移すと、夏にはNOAHと分裂してしてしまいますし、格闘技界全体でみますと、2月にはリングスで田村潔がヘンゾ・グレイシーが判定ながらも勝利を収め、5月のPRIDEでは桜庭がホイス・グレイシーに完全勝利。その後のコロシアム2000では船木がヒクソン・グレイシーに挑みましたが惜しくも敗れてしまいました。

総合格闘技で活躍するプロレスラーたちの躍動が目立ち、格闘技とボーダーレスのイメージがあった新日本プロレスは、いよいよその時代のうねりを無視できなくなり、格闘技路線に進んでいきます。(若手のうちに退団した藤田の活躍も遠因にあったはず)

そして、全日本プロレスがNOAHと分裂することで、新日本プロレスの格闘技路線に嫌気が指した武藤の受け皿となり、また引退させられた橋本が独立し、全日本やNOAHと交流する流れが生まれていきます。

ミレニアムの日本マット界が大きく胎動し始める2000年、新日本のトップはというと…。

佐々木健介政権

そんな情勢の中、新日本プロレスのトップはIWGP王者の佐々木健介

2000年の1.4で天龍を破りIWGP王者に就いた健介ですが、先の通り武藤が一時離脱し、橋本が引退したこの状況で、新日本プロレスの完全なる天下取りを目論んでいたはず。(蝶野は在籍していますが、TEAM2000所属の反体制勢力ということであまり意識していなかったと想像)

現に、2000年のG1クライマックスは、健介が中西から逆エビ固めで勝利するという謎のフィニッシュで優勝していますし、分裂した全日本プロレスの川田利明を迎え撃ったのもIWGP王者の健介でした。

10月の初対決では敗れたものの、1月の再戦で再び勝利&返上したIWGP王者に返り咲くという展開も、新日本プロレスが健介を推していたという揺るぎない証のひとつでしょう。

もっとも、新日本プロレスは健介以外にも武藤や蝶野、第三世代などスター級の駒が揃っていた時代でもありますから、「健介以外にも人材は豊富、健介ぐらいでまずは様子見しているんだ」という余裕ある印象を与えたかったのかもしれません。

そんな状況の中で組まれたパワー・ウォリアー対グレート・ムタの異次元対決。

パワー・ウォリアーは佐々木健介の別人格ではあるのですが、チャンピオンは佐々木健介なわけで、試合によって別キャラになるなんて「え!そんなのアリ?」と思っちゃいましたね(笑)

パワー・ウォリアーといえば緑色の印象なのですが、この日はゴールデンウイークを意識してか金髪・金ペイント・金の鎧で登場。漫画のキャラクターっぽくてなかなかカッコイイ。

北斗晶が帯同

この試合の注目ポイントは、やはり佐々木健介のマネージャーとして北斗晶が登場することでしょう!

今となってはテレビタレントでお馴染みの佐々木夫妻ですが、デンジャラスクイーンが新日本のリングにやって来た!というだけでインパクト抜群

そして、この試合のハイライトは、試合開始早々に北斗晶がグレート・ムタに見舞ったノーザンライトボムでしょう!

試合内容

試合開始のゴング前、松葉杖をついてきたムタがこれを凶器にしてパワーに襲い掛かります。そして、止めに入った北斗がムタにノーザンライトボム一閃!

キレイに決まったのですが、ムタにはあまりダメージがない様子。立ち上がったムタが北斗に毒霧を浴びせると、悶絶してリング下にエスケープする北斗。

そんなタイミングにダウンしていたパワーが起き上がると「ヴァー!」と雄たけびを上げてムタにラリアット3連発!そしてまた「ヴァー!」。

…だめだこりゃと思ってしまいました(笑)

どうも私は(フリーになって覚醒する前の)佐々木健介に厳しめの評価なのですが、試合を通してみても、千両役者であるムタとの、キャラものとしてのインサイドワークやプロレスセンスの違いがはっきり見て取れます。ヴァーな雄たけびやポージングにラリアット連発とか、パワー・ウォリアーのキャラ設定なんでしょうか?

気合入りまくりが逆に寒いパワーとは対照的に、どうにもムタはやる気が無さそうで、ムタらしい精彩を欠く試合展開。中盤に投下したムーンサルトプレスはカウント2であっさり返されますし、フィニッシュはムタが不用意に毒霧を狙ったところを、パワーに腕でブロックされてしまい、しまいには掟破りの逆毒霧→ラリアットでカウント3という結果に。

試合後はパワーがムタを担ぎ、ダブルインパクト式で北斗のミサイルキックが炸裂します。

う~ん、ここでも北斗絡みのシーンだけが妙に盛り上がっている感じ。

確かこの後、ムタは「バイバイ、ニュージャパン」というコメントを残して新日本を離脱したという記憶。ムタは飄々とした試合展開が多いのですが、それにしてもこの試合は本人がなんだか乗り気がない風に見えてしまいました。

WCWに専念したかったのか、パワーと対戦することが気乗りしなかったのか、パワーに負けるのが嫌だったのか。ちょっとお仕事感が垣間見える試合だったんじゃないでしょうかね。

パワーの勝利者コメント

佐々木健介の勝利者コメントはお笑い芸人からモノマネされるように、ちょっと笑えるシーンが多いのですが、その観点からいうと本試合の勝利者コメントは抜群に面白いです(笑)

いつもの健介節にも増して、ツッコミどころ満載のコメントを引用しましょう。

2000年、新しいパワーが生まれた。復活。これはオレにとって大きなことなんだよね。ただの復活?それだけじゃない。新日本を絶対変えてみせる。

俺は、このベルトで、誰であろうと俺を有無を言わせたくないね。うちの人間誰であろうと、俺にかかってくる奴は容赦しない。この体がつぶれても、手、足、ぶっ潰れようとオレはやってやるよ。

それがパワーだコラー!

パワー・ウォリアーの勝利者コメント

もう少しパワー・ウォリアーが復活したことがどれだけ重要だったのか聞きたい(笑)しかも結局これ以降はパワー・ウォリアーとして登場してないし…。

新日本を変えてみせるって、今がどういう状況で何がマズくて、それをどう変えてくれるというのかも不明…。俺にかかってくる奴は容赦しないのは、いちいち言わなくてもプロレスラーはみんなそうなのではとも思ってしまいますが…。

それがパワーだコラー!その一言に尽きます!

著:週刊プロレス, 編集:週刊プロレス
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