今回は東京都新宿区高田馬場にあります名画座、早稲田松竹を紹介します。
以前紹介した新文芸坐同様、名作映画をお値打ち価格で2本立てで観ることができる映画館です。
今回は最寄り駅からの経路を含めて、早稲田松竹の魅力をお伝えしたいと思います!
高田馬場の名画座 早稲田松竹
最寄り駅は高田馬場駅。この駅はJR山手線、西武新宿線、東京メトロ東西線が乗り入れています。駅前はかなり賑やかで飲食店もたくさんあります。
駅にはたくさんの出口がありますが、王道の経路をご紹介します。
とは言っても基本的にはひたすらにまっすぐ進むだけで早稲田松竹に着きますのでカンタンです。
早稲田松竹までの経路
高田馬場駅の早稲田口を出ると大きなロータリーがあります。そして、駅を出て右手にはBIGBOXという商業ビルがありますので、まずはロータリーとBIGBOXを目印にしてください。
そこから、ロータリーを背にして矢印の方向に直進です。
そうするとガストやカラオケの鉄人が見えます。(2022年5月現在)
この道をまっすぐ進みます。
ずんずん行くと、右手に戸塚第二小学校が見えてきます。
看板にウランちゃんらしきイラストが描かれていますが、高田馬場は漫画家である手塚治虫先生のプロダクションがあったらしいので、そんな縁で描いているのでしょうね。
そうそう、JR山手線の発車メロディは『鉄腕アトム』なので、JRを利用される方はぜひチェックしてみてください。
そしてさらに行くと、右手に東京メトロ東西線の7番出口があります。東西線を利用される方はここで地上に上がるのがもっとも効率的です。
道なりに進むと道路が左に曲がり始めますが、早稲田松竹はここからもう少し先にあります。ここまでくればもう少し!
とうちゃ~く。高田馬場ロータリーからだと5分~10分ぐらい。5分だと厳しくて10分だと余裕ですね。
早稲田松竹のシステムと料金
早稲田松竹は1951年にオープンした、とても歴史がある映画館です。
スクリーンは1つ、当日のカリキュラムに合わせて2本の映画を交互に繰り返し上映するスタイルです。基本的に2本立て上映ですので、2本続けて観賞できます。指定席となりますが、料金は以下の通りです。(2022年5月現在)
- 大人1300円:続けて2本観賞可能
- 学生1000円:続けて2本観賞可能
- シニア900円:続けて2本観賞可能
- ラスト1本800円:その日の最終上映
- モーニング&レイトショー1000円:朝と夜の1本立て特別上映
2本立ての映画をこの料金で観ることができるのはうれしいですよね!名画座最大の魅力ではないでしょうか。
また、続けて2本観賞可能なのですが、スタッフに声を掛けると”続けて”じゃなくても対応してくれるそうです。(早稲田松竹ホームページより)
館内の様子
先日紹介した新文芸坐と比べると、スクリーンが小さく座席が少ないです。
人気の上映プログラムだと完売になることがありますので、早く窓口に行かれることをオススメします。
また、スクリーンが小さめなので、好みにもよりますが前の方で観る方がよいかもしれません。
(今回私はG列でしたが、ちょっと遠かった)
上映作品は↓のようにチラシや資料が掲示されていますので、映画を観終わって見分を深めるのがオススメ。そういうことか~と納得できる情報がきっとあるはず。ニンマリしながら読んじゃってください。
館内ではいろいろなフライヤーを配布中。映画少年少女諸君!映画の世界は広いぞ!
本日のフライヤーはこちら。
ラインナップを読んでいるだけでもワクワクしちゃいます。
その他、館内には自動販売機があります。喫煙所はないのでご注意を。
また、スタッフにお願いすると外出券をくれますので、用事で外に出ることもできますよ。
上映プログラムは1週間で変わります
名画座の泣き所。上映プログラムはほとんどの場合1週間で変わります。メジャー映画の新作ロードショーだったら1か月ぐらい上映している、ことなんてザラですが、名画座の場合はプログラムが変わってしまいますので、タイミングを見計らわないといけません。
先のプログラムを見てもらえるとわかりますが、上映タイミングが限られますので、平日勤めに出ているようなサラリーマンは、ラスト1本狙いか土日に行くしかないわけです。しかし、用事があったりするとお目当ての作品が見れないこともあります。そういう意味では名画座はやはり比較的時間があるであろう、学生やシニアに強いですね。
館外にも看板があります
外には今後のラインナップ予告の看板があります。
フムフム、次はこんなプログラムか…と頭の中で内容を妄想し予定を立てましょう。
いやはやIT全盛の時代なので、ホームページやSNSで調べればよいんですが、これはこれでアナログな看板で期待させられます。
建物沿いには現在上映中ラインナップの紹介があります。
写真の通り、私のお目当ては『ゆきゆきて、神軍』。
前からずっと観たかった!こうした過去の名作に出会えるのも名画座の魅力ですよね。
今回観賞した『ゆきゆきて、神軍』のレビューは改めて。
まとめ
いかがだったでしょうか?古今東西の様々な映画が上映されていますので、映画通の方はぜひ早稲田松竹をチェックしてみて下さい!
観たい作品を観るためにはかなりタイミングが限られるものではありますが、普段お目にかかれない作品を、お値打ち価格・しかも2本観賞できますので、まずは上映ラインナップで好みの作品が上映されるかどうか確認してみてくださいね。
コメント