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夏だ！怪談だ！稲川淳二だ！
ますます暑くなる日本列島ですが、こんな暑い日は稲川淳二の怪談で涼むのが一番！
ということで、稲川怪談研究家のアツコアツオが選ぶ、【公式YouTubeで見ることができる】稲川怪談の初期傑作8選をお送りしたいと思います！
公式YouTubeで見よう
昔はテレビ番組で頻繁に座長（われらが稲川淳二さんの相性）が怪談を語っておられましたが、タレント業を止められてからはテレビでお見掛けすることも減ってしまいましたね。
稲川怪談は様々な媒体で存在しますので、テレビやDVDやサブスク配信で動画を見る・ライブで生淳二を見る・CDで聴く・または怪談本（漫画も活字もある）を読むなど、いろいろ方法があります。
ですが、なんといってもYouTubeチャンネルの存在は見逃せません！
なんてったって公式動画なんですから！
というわけで、今回は座長語り下ろしのYouTubeチャンネルの中から、90年代を代表する初期稲川怪談珠玉の8選をお届けしましょう！あくまで順不同、決して順位づけるわけではありませんのであしからず。
ほんの少しアツコアツオの解説もつけておきますので、併せて読んでいただけると嬉しいです！
それでは、どうぞ！
①長い死体
海から上がってこないサーファーはいったいどこへ行ったのか…。
私は「稲川淳二の怪談で一番のオススメは？」と聞かれたら本作を推しますね！
シンプルでいて破壊力がある話っていうかな。とにかく最後のオチの部分まで座長の話術に引っ張られてしまいます！
発表している媒体によっては「坊さんでサーファ」とか「水も来なけりゃカレーも来ない」「どっかでしけこんでるんだろう」とか、独特のパワーワードもあって、味わい深い怪談でもあります。
別タイトルでは「サーファーの死」とか「海に潜む者」というのもありました。「二つの死体」なんてタイトルもありましたが、これはネタバレでいただけませんよね（笑）
②押入れのおばちゃん
共働きの両親を持つ幼い女の子、おばちゃんの家へ遊びに行ってたんですが…。
この話、意外と知らない方が多いんじゃないでしょうかね。
座長のスタッフの女性が体験したというお話ですけど、彼女がみた友達とおばちゃんは一体何だったんでしょうか…。
③リヤカー
リヤカーを押しながら手掘りのトンネルを進んでいくんですが…。
座長の怪談にはトンネル関する怪談も多く存在しますが、この話の時代背景は戦時中なので、のどかでありながら貧しいような原風景を思い起こさせる怪談になっていますね。
初期稲川怪談なんですが、本動画登場によってこの叔母さんが容姿均整だけど性格が悪かったことが明らかになりました（笑）
④彼女たちの修学旅行
非行少年のせいで、グループごとに楽しむことになった悲劇の修学旅行とは…。
ネタ元が明らかにされている怪談なので、けっこうリアリティがありますよね…。
「死んだのは誰？」的な話ではあるんですけど、これだけ止めどなく語り聴かせる座長の話術は圧巻です！
⑤真夜中のエレベーター
ラジオ番組にある頻繁に止まるエレベーター…。修理の整備員がエレベーター地下で見たものは…。
ニッポン放送の局内にあるエレベーターで起こった悲劇…。
心霊モノとはいえないかもしれませんけど、怖い事件モノも稲川怪談の大きな魅力ですよね！
⑥女王の歩道橋
不慮の事故を機に建てられた歩道橋…。よおく立て看板を読んでみてください…。
小学生の劇で女王様の役をやるっていったい何の芝居だったんだろう（笑）
とにもかくにもこの怪談は初期の傑作といえますけど、長らく語られていなかったため権利関係の整理がつかないのかなと想像していましたが、今ではこうして公式YouTubeチャンネルでも語られていますし、ツアーCDにも収録されていますよ。
⑦コイツにき～めた
ビバークをしたまま絶命した遺体を回収する作業に同行した報道カメラマン…。のちに驚愕の事実が明かされます…。
これも知る人ぞ知るマイナーな稲川怪談かもしれません。レンタルビデオなどで語られていましたので、そちらで見たことがある方が多いでしょうね。
稲川淳二怪談ソング『Help Me！』にCD版が収録されており、こちらは効果音など入っていて語りだけではない稲川怪談の世界が堪能できます。一方で、キメが「アンタにき～めた」になってたりもして賛否が分かれるところ。
それにしてもこの話、最後の最後まで展開が読めませんよね…。いわゆる（私が勝手に総称しているだけですが）「気絶エンド」な怪談ではなくて、稲川怪談最恐の一角といえるでしょう！
⑧死の旅館
旅行好きの女性が体験してしまった廃旅館での出来事…。
これも稲川怪談最恐のひとつですよね…。
CD版では2種類存在しますが、特に『ホントに怖いから聞かないで』版はコンパクトでありながらも、とてつもないアドレナリンと疾走感で暴走する座長の初期怪談の特徴が存分に活かされていますので超オススメ。
動画内のテロップが「緑の館」と間違えていますね。この動画の前半では書籍スタッフに対して全然話を聞いてない！と苦言を呈していますので、ちょっとタイミングが悪いテロップ間違いです（笑）
まとめ
いかがだったでしょうか？
YouTube上には違法アップロードがあふれていますが、公式チャンネルで堂々と稲川怪談を楽しむのに最適な初期怪談を選んでみました。
他にもミステリーナイトツアーで語られた最新怪談などたくさんの怪談動画がありますので、ぜひ公式YouTubeチャンネル「遺言」もチェックしてみてくださいね！
それでは、また。次の怪異でお会いしましょう。
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