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こんにちは!野良プロレスコラムニストのアツコアツオです。
今回は、昨年末に大失敗のリニューアルを終えた新日本プロレスワールドのその後…に注目して近況報告したいと思います!
さあ、リニューアル後半年でどう改善されたかみていきましょう!
リニューアル半年後の続報
今も引き続き【大改悪】に関する記事を閲覧くださる方がいらっしゃいますので、皆さんにとってはまだまだ不満点がたくさん残っていることは事実でしょう。
ですけども、大改悪から半年を経て、確かな改善点もみられますので、ポジティブな話題を中心にお届けできればと考えています。
▼新日本プロレスワールド大改悪リニューアルの記事はコチラ
多くのアーカイブ動画が復活!
昨年末のリニューアル時は過去のアーカイブ動画がゴッソリなくなっていました。
そりゃあもう、ゴッソリ。
ですが、リニューアルから半年が経って、相当多くのアーカイブ動画が復活しています!
「アントニオ猪木」を例に実例を紹介しますと、アントニオ猪木で検索した場合87件がヒット(2024年6月現在)。当初は10件ぐらいしかヒットしなかったと記憶していますので、リニューアル直後と比べるとかなり多くの動画が復活したように思います。
さすがにアリ戦はないものの、異種格闘技戦も多くアーカイブされていますので、かなり見ごたえがあるラインナップに整ったかと。
がしかし、なぜが旗揚げ戦のゴッチ戦はまだないんですよね(笑)
ともかく、当初スッカラカンだったアーカイブ動画がかなり復活している状況ですので、私にとってはずいぶん満足度が上がりました。
昭和プロレスファンも一定程度満足いただける過去動画が復活している状況で、この点は評価できる進歩ですね!
アーカイブ動画に新規追加
また、以前にはなかったであろう、様々な試合に関するアーカイブ動画が追加されている印象ですね。
というのも、以前の新日本プロレスワールドでは実装されていなかった(と思われる)シリーズで視聴する機能が充実しており、シリーズ毎の選択が可能になりました!
例えば、今なお多くの謎がうずめく橋本VS小川のセメントマッチがあった<1999年1.4東京ドーム大会>をシリーズで選択すると、小川サイドの権利関係でラインナップされないと噂される当該の第8試合を除き、ナント第1試合からメインの第10試合まで視聴することが可能になっています!
第6試合に登場するデイブ・ベネトゥーなんかリニューアル前の動画には存在しなかったんじゃないかな…。
もちろん、すべての大会というわけではありませんが、多くのビッグマッチでは(ほぼ)全試合を視聴することができるようになりましたので、以前にはアーカイブされていなかった試合が登場し、さらには大会パッケージ丸ごと追体験できるようになったことは、リニューアル後のうれしいサプライズでした!
(せっかく頑張っているんだから、もっと告知したらいいのに…)
あったものが消えた!?
そうそう、伝説的興行である10.9<激突!!新日本プロレス対UWFインターナショナル>は、なぜか長州VS安生、武藤VS高田の動画しかありません。
この大会、ちょっと前は全試合配信されていたように思ったんですが…。
私の記憶違いか、何かの拍子に消されたのか…どうなんでしょうね。この興行は第一試合から全部通して視聴するみるに値する素晴らしい興行ですから、なんとかアーカイブ復活してほしいものです。
いずれにしても、過去の思わぬ試合に出会えることがあるかもしれませんよ!
検索性は向上も課題多し
リニューアル当初は“3文字以外でしか検索できなかったポンコツ検索”でしたが、今では検索ワード1文字でも反応するようになってます。おかげで、「邪道」や「外道」、そして「曙」も検索することができるようになりました。
さらに「東京ドーム」などの会場名では検索がヒットするように改善されていますね。
一方で、日付検索にはいまだ入力ルールがあり使い勝手はよくありません。1月4日の試合を検索したい場合は「1/4」のみでしか反応しませんし、もちろん「イッテンヨン」も反応してくれません。
自分が知っている情報を入力して検索する行為に対しては必要最小限の機能は備わった、という感じですが、更なる使い勝手にはまだまだ課題があるといえます。
例えば、実況アナウンサーで検索したいときには「古舘伊知郎」とか、「噛ませ犬」のようなキーワードでも検索出来ればなお良いですけどね。
使いにくいUIは健在
ユーザーインターフェースっていうんですかね?
リニューアル後のサイトはWWEネットワークのような作りになっていて、グローバル会員を意識したデザインなんだと思いますが、なかなか日本人の感覚では使いにくいUIになっています。
例えば、「アントニオ猪木」で検索すると77件の動画がヒットしますが、そこには「アントニオ猪木」が登場しない「アントニオ猪木追悼大会」もヒットしてしまう。
もしも今後「アントニオ猪木杯」なんていう大会が開かれるとそれもヒットしてしまうことになってしまうんでしょう…。なんだか腑に落ちませんね。
そして、ヒットした87件を時系列順に並べ替えることすらできないから、「アントニオ猪木の古い試合から視聴しよう!」という並び替えができません。
下記の通り、サムネイルの名称を頼りにするしかなく、たった2行の文章をヒントに探していくしかないわけですが、やっぱり不親切ですよね。
さらに、選んだ動画の先には選手を表すタグのようなもの(リニューアル前にはあった)がないので、関連する動画をどんどんリンクしてネットサーフィンしてみていこう…という使い勝手になっていないんですよね。
下記のように、視聴した動画から連想される以後に続いていく提案がないのはプロレスの楽しみ方を損しているといえますよ。
ドン・フライはこの後TEAM2000やBATTに所属したり新日本で活躍していきますから、ここに「ドン・フライ」を示すタグがあって、ほかの動画にリンクすることができれば、古参ファンも新規ファンもどんどん関連する他の試合をみやすいと思うんですけど。
連綿と続く闘いのドラマをなんだと思っているんだ!といいたくなりますよね。
こうして深みにはまっていくのがプロレスの醍醐味だと思うんですけど、皆さんはどうお考えですか?
もしかすると、「詳細を見る」ページで今後タグが追加されるかもしれませんけどね。
現状ではノージャンルと書かれるのみで、まったく意味のないページになっています(笑)
それから、「あなたへのおすすめ」とか「この動画を見た方はこちらも見ています」といった案内も欲しいなあ。
こういうのも新規ファンへの丁寧な対応だと思うんですが、どうなんでしょう。
動画視聴時の不満
縦画面でもみたい
スマホで動画を視聴しようとすると横画面になるのですが、縦画面で視聴できるように選べた方が良くないですか?
必ずしもスマホを横にしてみるわけではありませんし、小さい画面でも縦画面でみたいときだってある。YouTubeなんかもそうじゃありません?
電車で立ちながら片手で見る場合なんかは、スマホを片手に縦で持った方が見やすいんと思うんですけど、ここも改善してほしいポイントですね。
Chrome cast使用時…
前回の記事にも書きましたが、スマホで再生した動画をテレビに設置したGoogleのChome castにキャストした場合、下記のように時間経過を示すバーが出てきます。
当然、この赤い部分が右に進むにつれ動画の終わりを示すことになり、多くの動画は試合終了まで収録されていますから、「ああ、もうすぐこの試合は終わるのか」とフィニッシュを示唆することになってしまっています。
…ちょっと冷めちゃいますよ。
何とかならないものでしょうかね…。
「過去」にも力を入れては?
前回の記事にも書きましたが、リニューアル後の新日本プロレスワールドは「現在」の新日本プロレスとそれを取り巻く関係団体(AEWなど)に関するコンテンツにはかなり力を入れている印象ですよね。
それはそれで素晴らしいことなのですが、プロレス界隈でお金を落としている人は実は「昭和プロレス」ファンだったりするんじゃないでしょうか。
書籍なんかでも現在の新日本プロレスを扱ったものより、いまだにアントニオ猪木やUWF関連の新刊が売れ続けているといいますしね。
新日本プロレスワールドの会員比率は北米のユーザーがかなり多いとのことですが、日本のユーザーの会員数を増やすには、思い切って「昭和懐古主義」を推し進めるのも手だと思います。
昭和新日本プロレスの動画もまだまだアーカイブされていないものが多いですから、その辺の動画拡充と大々的な宣伝を打っていけば、永続的な国内ユーザーをもっと獲得できるのではないでしょうか。
まとめ
リニューアル当初と比べると確かな改善点がみられた新日本プロレスワールド。
過去のアーカイブ動画が復活したり拡充しましたので、私にとってはずいぶんと満足度が上がりました。
検索性も上がっていますので、一度退会してしまった方も、そろそろG1クライマックスシーズンですし再入会されてはいかがでしょうか!
さらに、昭和~平成時代の過去動画がさらにボリュームアップすれば、国内の会員数も増えてくるのではないかな?と思います!
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