新日本プロレスワールド【NJPW今日は何の日】1983年7月7日:NWA世界ジュニアの王者・タイガーマスクに寺西勇が挑む!

こんにちは。野良プロレスコラムニストのアツコアツオです。

金曜日は闘いのワンダーランド!

毎週金曜日にお届けする『NJPW今日は何の日』のコーナーです。

新日本プロレスワールドのアーカイブにある過去の試合から、アツコアツオが独断と偏見で選んだ1試合を紹介します!

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7月7日は何の日?

今回は、1983年7月7日に大阪府立体育会館で行われたこの試合をテーマに考えてみることにしましょう!

とにかく暑い大阪府立体育会館!

汗がほとばしるリング上で対峙するのは、NWA世界ジュニアチャンピオンのタイガーマスクと、はぐれ国際軍団の寺西勇だ!

タイガーマスク末期における最後の抗争相手である寺西勇との一戦です。

サマー・ファイト・シリーズ 1983年7月7日 大阪府立体育会館 NWA世界ジュニア・ヘビー級選手権 タイガーマスク VS 寺西 勇 | njpwworld.com 新日本プロレスワールド
サマー・ファイト・シリーズ 1983年7月7日 大阪府立体育会館 NWA世界ジュニア・ヘビー級選手権 タイガーマスク VS 寺西 勇 | njpwworld.com 新日本プロレスワールド

タイガーマスク引退直前

1981年4月23日にデビューしたタイガーマスクは、たった2年3か月の活動期間を終えて引退してしまいます。理由はいくつか明かされていますが、プロレスを脱した新格闘技の設立を目指していたことも大きな要因でしょう。

今回紹介する試合は、デビュー戦のような四次元殺法全開の空中戦は鳴りを潜めていて、どちらかというと厳しい打撃の攻めが印象的ですね。

そういう意味ではすでにシューティングに繋がる投・打・極なる戦い方を模索していたのかもしれません。

試合内容

白く輝くNWA世界ジュニアヘビー級のチャンピオンベルトを賭けた一戦、この後クーデター未遂で失脚する新間氏が立会人を務めます。

タイガーは赤いパンタロンでより一層蹴りが映えるコスチューム。

対する寺西は白のショーツパンツに白いリングシューズ。煌びやかなマスクマンに対して黒々とした髪をオールバックにしている、渋すぎるスタイル

寺西は失礼ながらセンターを張る選手ではないものの、確かな存在感を感じさせるレスラー。肉厚重厚な出で立ちで、当時は和製カーペンティアの異名で呼ばれていました。けど、肝心のカーペンティアが今となっては知名度がないでしょう(笑)

カタイ攻めのタイガー

終盤までは静かな展開が続きますが、先にも述べたようにタイガーはできるだけ魅せるプロレスではなく、”ナチュラル”な攻防を意識して戦っているように感じなくもない。

ハードヒットではないものの、鋭利なエルボーやミドルキックを遠慮なくぶち込んでいくし、スタンディングでアームロックを決めておいて、さらに相手の肘を中心に回転させ、所謂キムラロックの体勢に持ち込むなど、四次元殺法よりもセメントや極めっこをリング上で再現していたのかもしれません。

出自が違う寺西が臆することなくそうした攻撃に対応している様から、やはり昭和レスラーの強さを感じざるをえません

次第にタイガーらしい攻防へ

終盤になって、タイガーがローリングソバットやヘッドシザーズなど見栄えがする技を繰り出せば、寺西はリング上を動き回るローリングクレイドルを見舞っていきます。

トップロープからのミサイルキック→場外へのトペで寺西を追い込みますが、蘇生した寺西はタイガーよりもエグい、トップロープからの自殺級場外プランチャを敢行!タイガーよりもすごいことをやってやる!という寺西の気迫も感じるのですが、結末は突然やってきます。

ダウンしたタイガーより早くリングに戻った寺西に対して、タイガーはエプロンから飛びつき回転エビ固めを敢行し、この技でカウント3。タイガーが見事にチャンピオンベルトを死守しました。

試合後…

試合後、リングサイドで試合を見守っていた小林邦明が乱入し、タイガーのマスクを剥ぐ暴挙に出ます!

寺西と小林は共同戦線を張っているというわけではなさそうですが、2人のハンターが虎を追うという構図になっています。

私はリアルタイムでみていないものですから(まだ生まれていない!)、最後の抗争相手である寺西との試合は、小林邦明との抗争が終った後に始まったと思い込んでいたのですが、どうやらVS小林、VS寺西は同時進行だったようですね。

伝説のツートンマスク

小林がタイガーのマスクを破った後、素顔が晒されることを防ぐために若手たちがタイガーを囲みます。すると、タイガーは若手の群衆の中から赤と金のツートンになったマスクをかぶって立ち上がりました。

実はこのマスクは会場で観戦していた少年が自作したマスクで、タイガーの窮地に耐えかねてリングに投げ入れたものだったのです

演出の世界と揶揄されることもあるプロレスですが、熱狂したファンの行動というリアルな出来事がミックスされることによって、より一層フェイクとリアルの境目が曖昧になっていく。

プロレスのとびっきり面白くて味わい深い、そして美しい一面じゃあないですか!

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下関キエタ

この後、タイガーマスクは札幌で小林邦明とのタイトルマッチ、蔵前で寺西との再戦を経て、電撃引退してしまうのです…。

サマー・ファイト・シリーズ 1983年7月7日 大阪府立体育会館 NWA世界ジュニア・ヘビー級選手権 タイガーマスク VS 寺西 勇 | njpwworld.com 新日本プロレスワールド
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タイガーマスクの正体、佐山聡の苦悩は、以下の書籍で理解が深まると思いますので、未読の方はぜひチェックしてみてください!

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