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本日の一冊はコチラ。
女子プロレス終わらない夢
全日本女子プロレス 元会長 松永高司



全女の名物会長だった松永氏の語り下ろしをインタビュアーがまとめた自伝的一冊。
ネットフリックスのドラマ『極悪女王』はダンプとクラッシュの物語だったけれど、ドラマで圧倒的に足らなかった松永会長エキスは本書でたっぷりと堪能することができる。
松永会長の生涯はもとより女子プロレス黎明期にも詳しく触れており、猪狩兄弟、万年東一、柔拳やチャン・マメルトン(!)まで、男子プロレスよりも早い女子プロレスの成り立ちや、数度の女子プロブームから倒産/解散まで、全女の栄枯盛衰を会長の体験を通して赤裸々に語っている。
氏はアントニオ猪木とはまた違ったエネルギーに満ち溢れた魅力あるキャラクターで、日本プロレス界の偉人のひとりであることは間違いない。
人生に悩んでいる方は元気づけられる一冊でもあるが、やはり内容が専門的なため予備知識が必要で読む人は選ぶし、そういった意味でマニア向けな一冊であろう。(ただ吉田豪ばりに細かい注釈が多く大変うれしい配慮もある)
松永兄弟の国松氏や俊国氏の話題も登場し、国松氏の悲しい最期にも触れている。
内容★★★☆☆
赤裸々★★★☆☆
ケーフェイ★☆☆☆☆
レア度★★★☆☆
必読度★★★☆☆
一言コメント:
全女イズム=松永イズム!会長の魂の叫びを聞け!
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