こんにちは!アツコアツオです。
12月に入り各地大寒波が襲ってきていますが、寒くなると温泉に入りたくなりますよね!
大正ロマン漂う山形の銀山温泉で、のんびり温泉に浸かって見てはいかがでしょうか?
というわけで、全3回にわたって銀山温泉周辺の観光モデルケースを紹介したいと思います!東北地区でどこか良い温泉ないかな?って時に、参考にしてくださいね。
銀山温泉
銀山温泉は山形県尾花沢市にある温泉です。温泉地帯一角は宿舎や共同浴場がありますが、わりとへんぴなところに位置していて、最寄り駅は山形新幹線の大石田駅です。
そこから路線バスで40分程度という立地です。訪れやすさだけでいうと好立地とはいいがたいですね。
そこは、木造建築とガス灯のレトロな街並みで、大正ロマン漂うフォトジェニックな温泉街。
また、NHKドラマ「おしん」(といっても若い人にはわからないでしょう)の舞台として一躍有名になった温泉街だそうですよ。
私が訪れたのは12月上旬なのですが、旅館のオジサンによると「来週から雪が降る」とのことで、幸か不幸か私は大雪に見舞われることはありませんでした。(翌週にほんとにドカ雪が降ってニュースになってビックリ)
ただ、銀山温泉は豪雪の秘境としても有名ですので、雪化粧の木造建築が見れなかったのは残念でもありますね。
というわけで、全3回にわたって紹介する記事では雪は降っていませんのであしからず!
JR大石田駅
銀山温泉へ電車で向かう場合は、JR大石田駅が拠点になります。
山形新幹線が止まる駅なんですが、普段東海道新幹線を使う身としては、ここが新幹線が止まる駅か?と面食らってしまいました。
駅の改札を出ると、目の前にはだだっぴろい広場が広がっています。
何もない!
コンビニ?そんあもんありゃせん。
駅前にYショップがある!と思ったら閉まっているというね…。日曜日の午後は定休日なのかな。ぜんぜんコンビニエンスじゃないです(笑)
線路を挟んだ反対側にも商店などは何もないですね。
大石田駅の中に売店があって、最近できたらしい綺麗な蕎麦屋さんもありましたので、食事や買い物はそこで済ませておく方がよいでしょう。
観光マップがありますが、とにかくだだっぴろい。ちょっと行こうにも車で行く距離になりますので、電車やバスを利用する方はかなり行動範囲が狭まります。
私は車を持っていないので、東京から電車とバスだけで移動しました。
そんなわけで、車を持っていない人の観光コースとしても参考にしていただけると嬉しいです。
大石田駅→銀山温泉
銀山温泉へ観光に行く方なら、おそらく旅館に宿泊されるんだと思いますが、そんな時は旅館に連絡しておくとちゃんと無料バスで迎えに来てくれます。
山形新幹線の大石田駅着時間はバリエーションが限られるため、何時着の電車か旅館側に伝えれば、ツーカーで迎えに来てくれると思いますよ。旅館に宿泊される方は事前に手配しておくことをオススメします。
または、大石田駅から日帰りでふらっと銀山温泉へ行きたい!という方には、一応路線バスがあります。ですが路線バスの本数はかなり限られるため、新幹線の到着時間と路線バスの出発時間の関係性を事前に抑えておいて下さい。
到着したはいいけど、数時間路線バスがこない!なんてことがあり得ますし、さっきの通り駅前には何もないので、時間を潰すこともできません。
そんな意味でいうと、無計画で銀山温泉へ行くことはあんまりオススメしないかな。
大石田駅から銀山温泉へ向かう所要時間ですが、路線バスの場合は40分程度、旅館の送迎バスの場合は30分程度です。
途中停車するからなのか、多少順路が違うのか、路線バスの方が多少時間がかかるようです。
くれぐれもトイレは済ませておきましょうね。
温泉街の街並み
というわけで、銀山温泉へ到着!旅館のチェックイン手続きを済ませて、さっそく繰り出してきました!
大正ロマンが漂う温泉街というだけあって、「千と千尋の神隠し」風でもあり、「鬼滅の刃」風でもありますね。
川を挟んで、木造建築の旅館がずらっと並んでいて圧巻です。
皆さんが銀山温泉でどんなイメージをお持ちか、当然個人差があるとは思うのですが、私にとっては思っていたより小さい温泉街でした。
銀山川の両側にいくつかのホテルがあって、さらに飲食店が数店とお土産屋さんがあります。その先には白銀の滝があって、冬季でなければハイキングコースになっているとのこと。
共同浴場は完全予約制になっていたり、旅館の日帰り入浴は実施していなかったり、足湯は工事中だったり…。2022年12月、旅館に宿泊する方以外は温泉に入るのは難しそうでした。
コロナ対策継続中なのかもしれませんので、旅行を検討される際は最新情報をチェックしてみてくださいね。
銀山温泉街の夜景
銀山温泉の真骨頂ともいえる夜景!
レトロな街並みと暖かい灯りが雰囲気を盛り上げてくれます。これにさらに少しの雪でも降っていれば、もっとノスタルジックな風景になりそうですね。
12月の夜散策は相当寒くて、さらに雪が降ると寒すぎて散策どころじゃなくなるような気がしますが、旅館では陸上ランナーが着るような防寒コートを貸してくれるので、宿泊者の防寒はばっちりです。
タイムスリップしたような感覚になりますので、街並みに興味がある方は、ぜひ訪れてみて下さいね。
オススメスポット①野川とうふや
温泉街の中では蕎麦屋さんやおしゃれなレストランがありますが、食べ歩きができる食べ物もあります。
野川とうふやさんでは、寒い日にはぴったりの湯豆腐や生揚げ(厚揚げ豆腐のようなもの)を食べることができます。
閉店時間が早く(たしか15時ぐらいだった)、その代わりオープン時間もめちゃ早かったと思います。時間のスキマをうまく使って行ってみてください。
看板が出ているのですぐにわかると思いますよ。
お店に入るとベルでおばさんを呼びましょう。写真にある地酒やちょとしたおみやげも売っていました。
こちらは暖かい生揚げ。あぶらがカリっとジュワっとおいしい。
そしてこちらは暖かい湯豆腐。柔らかい触感で柔らかめ。
けっこうボリュームがありますので、他の人とシェアしながら2種類どちらも食べられるとよいですね。
生揚げの方はしっかり強めの味で、湯豆腐の方はやさしく素朴な味でした。
お店の前には座って食べることができる小屋がありますので、食べ歩きも良し、ゆっくり座って食べるも良し、お好みでどうぞ!
オススメスポット②明友庵
先の豆腐と含めて、銀山温泉の二大名物のひとつである、はいからさんのカリーパンです。
明友庵というおみやげさんで買うことができますよ。
銀山温泉の入り口すぐの好立地。すぐに見つけることができます。
カリーパンは並、辛口、チーズの3種類。平日は並しか販売していないようで、また売切れ次第終了とのこと。
風情がある土地で食べるカリーパンはすごくおいしいのですが、いたって普通の味でした(笑)
250円って値段を考えると、個人的には優先度低めかな。
オススメスポット③白銀の滝
銀山温泉の奥の方にある白銀公園に、白銀の滝があります。温泉街から徒歩5分なのでぜひ行ってみてください。
白銀公園の入り口です。もう少し奥の方へ行ったところです。
こんな石碑もあります。細川たかしの『恋宿り~銀山夜景~』聴いたことないなあ…。
さっと見に行ける滝ですが、かなり荘厳です。
滝の下から見ることもできますし、高台に登ってみることもできますよ。
滝を見る高台をさらに進んでいくと、かなり長尺のハイキングコースになっているようです。時間の関係で⑦まで行って引き返しましたが、歩きごたえがありそうですよ!
おみやげ屋①江戸屋
温泉街を散策した帰りは、やっぱりおみやげを買いたいですよね。
今回銀山温泉をゆっくり回ってみましたが、何軒かおみやげを買うのに良さそうなお店がありましたので紹介しましょう。
1件目は江戸屋さんです。温泉街の奥側に位置しています。
郵便ポストが目印ですね。
このお店もかなり風情がある造りです。
店先には銀山温泉オリジナルタオルなど。
店内は山形や東北地方のお菓子や食べ物が売っています。
ポッキーはこのお店でしか見なかったなあ。
温泉街あるあるというか、謎の小物も充実しています(笑)
かわいいんだけど、別にここで買わなくても…てなおみやげが多数!
この江戸屋さんは観光バスのツアー客が立ち寄るお店のようで、御老人がどっと押し寄せてきて大量に買い物をしていました。
銀山温泉や大石田駅では、大手お菓子メーカーの地域限定品などが売っているお店が少なく感じましたが、江戸屋さんはそうしたおみやげも多く扱っていましたので、メジャーところの東北みやげが欲しい方はチェックしてみてください。
おみやげ屋②明友庵
さっき紹介しましたカリーパンのお店。店内にはたくさんのおみやげが売っています。
江戸屋さんとは違って、さらに地元のものを多く扱っているという印象ですね。
人気芸人のあかつさんもいらっしゃってますね。うまほ~。
尾花沢市はスイカの街だそうですから、スイカみやげもたくさんあります。
くぢら餅もおいしそうです。
地元の名産品がたくさん売っていますので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
おみやげ屋③銀山荘
銀山温泉のもっとも入口に、グランドホテル規模の大きなホテル「銀山荘」があります。ここのフロントではたくさんおみやげが売っていました。
広い売り場なので、さっきの2軒とは違って広々とゆっくり買い物することができます。
ホテルのロビーに色んな種類のおみやげが売っています。
この”一粒の想い”はかなりオススメ。ぶどうゼリー風の和菓子なのですが、程よい甘さと酸味がグッド!
このホテル銀山荘では、夜になると日本酒飲み比べの即売会がやっていましたので、銀山温泉へ訪れた際は一度は銀山荘のロビーへ行ってみて下さい。何か楽しいイベントをやっているかもしれませんよ。
さいごに
というわけで、銀山温泉シリーズの第一回は温泉街観光編でした。
次回は温泉宿「古勢起屋別館」を紹介したいと思いますので、銀山温泉に興味がある方はまた見に来てくださいね!
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