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稲川淳二の怪談を整理する、怪談!稲川倉庫です。
今回は『MYSTERY NIGHT TOUR 稲川淳二の怪談 Selection23 見つけてください』を整理!
(CD発売日:2022年6月15日)<MNT-23>

『MYSTERY NIGHT TOUR 稲川淳二の怪談』シリーズ
『MYSTERY NIGHT TOUR 稲川淳二の怪談』シリーズご紹介の23作目。
今作も比較的新しい怪談を収録しています。古参のファンが知らない怪談ばかりではないでしょうか?
それでは、本作の収録怪談をみていきましょう。
『MYSTERY NIGHT TOUR 稲川淳二の怪談Selection23 見つけてください』
心が物語を欲している時代だからこその「稲川怪談」
公式ホームページから引用
セレクションシリーズの第二十三弾登場!
ちょっと何言ってるかわからない公式ホームページの作品解説…とにかく第23弾が登場したことが分かってもらえればいいんです(笑)
本作はなんといっても表題作「見つけてください」がオススメ。複雑でミスリードと呼びながらも、明らかにおかしいシチュエーションに気付いた主人公がつきとめる真相とは?
他にも宗教法人から逃げ出した修行者が事件を起こす「二階の死体」もオススメですよ。
留守宅 (2020)
体調を崩して入院することになった高齢実業家の庭の手入れと管理を任された中年男性。
公式ホームページから引用
あるはずのない視線、聞こえるはずのない声。
誰もいないはずの屋敷で、なにやら不思議な体験をされたらしいですよ。
沼津で造園業を営んでいる方なんですが、実業家のお屋敷の管理を預かることになったんです。どうも裏の顔がありそうな実業家だそうですが、そこら中に防犯カメラがあって、用心を重ねているような豪邸だったそうですよ。
そんなある時、庭の整理をしていたらどこからか妙な声が聞こえてきた。屋敷の管理も任されてますからね、強盗だったらいけませんし、預かっていた鍵で玄関から入ってみることにしたんです…。
一言コメント(ネタバレ注意)
スタンダード稲川怪談。屋敷で謎の人影に襲われるという話なんですが、結局正体はわからずという。
せっかく「裏の顔がある実業家」というフリがあるのに、そうした因縁を感じる要素はなくてもう少し展開があればなあ…。まあ1話目としてはちょうどいいかもしれません。

ピンクの自転車 (2015)
病院にはいろんな出来事があるようですね。
公式ホームページから引用
私のお話の中にもたくさんの逸話がありますが、病室ではなく自転車置き場が発端となったエピソードはとても珍しいような気がしますね。
旦那さんが胃潰瘍で入院することになったもんですから、奥さんは勤めの後に病院へ寄って帰る毎日が日課になっていた。
ある日のこと、面会が終わって帰る際に自転車置き場からふっと屋上を見上げると、見知らぬ老人が立っていた。なんとなく会釈をすると、老人はこちらに手を振ったんだそうです。
翌日もそんなことがあったんですが、さらにその翌日に病院へ行くと、病棟がざわついていて、聞くと行方不明になっていた入院患者の老人が、裏で亡くなっているのが見つかったという。
どうやら屋上から飛び降りたらしいんですが…。
一言コメント(ネタバレ注意)
稲川怪談にはピンク色にまつわる怪談がいくつかありますね。
鉄橋に現れる「ピンクのスラックスの女」、座長が経営していたバーにやってくる「ピンクの女」、中古屋で買った「ピンク色のソファ」、そしてこの「ピンクの自転車」。全部理解してお話を分けられる人は相当な稲川怪談マニアでしょう(笑)
さて、本作は死ぬ間際の老人が自分の娘が来たもんだと勘違いをしてしまった大迷惑な怪談ですが、ピンク色の自転車というだけで追いかけられたんじゃあ、大迷惑な話ですよね。

明日くるから (2013)
茨城県の知り合いの住職さんから聞いたお話しでしてね。
公式ホームページから引用
時々ですがね、お亡くなりになられた方々がご挨拶に来られるそうですよ。
茨城県の工房で知り合った住職さんがいるお寺さんなんですが、このお寺では葬儀の前に亡くなった本人が翌日の葬儀に向けて挨拶に来ることが時々あるそうですね。
小さい子どもが訪ねてきたり、檀家の老人がやってきたり。口々に「明日くるから」よろしく、ってことなんでしょうね。
ただ、亡くなった方の状態というのは様々で…。
一言コメント(ネタバレ注意)
住職さんといえども、上半身だけの血まみれの男がうめき声を上げていたら恐ろしいでしょうよ…。
何とも律儀な死者たちですが、お寺さんで葬儀をする方の亡くなり方には壮絶なものも含まれるでしょう。その日は轢死した方が、翌日の葬儀のご挨拶にやってきたんでしょうねえ…。

見つけてください (2019)
晩秋の高原、陽も暮れてしまった暗く孤独な帰り道。
公式ホームページから引用
突然に姿を現わした謎の女性。
深い深い霧の奥から誘うあやしい声。
「見つけてください…」
長野県に住む友人から教えてもらった話なんですがね。
夜の山道を通って帰る最中、真っ暗な原生林を抜けて車で抜けていく。周りには何もなくて、まっすぐにみて運転していたんですが、急に「ドンッ!」と音がした。車の下で何かぶつけたらしいんで車を出てみていると、
「すいません、助けてください。くみちゃんいなくなってしまったんです」
どうやら連れとはぐれてしまったらしい。こんな夜道で明かりも持たずに妙だとは思ったんですが、成り行きでくみさんを探すことになって…。
一言コメント(ネタバレ注意)
「見つけてください」というタイトルでは『怖いから聞かないで惨』に収録されている同名の怪談がありますが、その話と内容は異なってて違う怪談です。また、『稲川淳二の怖~いお話Vol.1霊界の扉』には「見つけて」という怪談もありこれまたややこしい(笑)
考えてみれば稲川怪談にはすでに亡くなっている死人が自分の遺体を探してほしくてやってくる怪談が多いですから、同じようなタイトルになってしまうんでしょうね。
この話は結構複雑で、状況を整理しながら聞かないと少し難しい。そして何より自分のことを「くみちゃん」といって助けを求める女性が気持ち悪い…。
オチは「ビバーク」風なんですが、かなり起承転結が壮大なのでぜひ聞いてみてほしい怪談です!

二階の死体 (2010)
東海地方のとある施設。
公式ホームページから引用
厳しい管理下での日々に耐えきれず脱走した一人の若者。
原生林の中を無我夢中で駆け回り、やっとの思いでたどり着いた誰かの別荘。
これは事件なのか幻想なのか…、辻褄の合わない状況に困惑する警察官。
随分以前にツアーで話した怪談ですが、今でもこのお話は鮮明に覚えていまね。
とある宗教法人が運営する施設。社会に順応できない若者を預かって修行させる、そういった道場なんですがね、ある時若者が1人逃げ出してしまった。
体罰や暴力があるわけではないんですが、まあそういう厳しい管理に耐えられなくなったんでしょう。山の中の施設から逃げ出して、次第に別荘らしき2階建ての屋敷を見つけたんですよ。
台所から侵入して冷蔵庫を開けると、なんと冷えた飲み物や食料がビッシリ入っている。空腹だった彼は冷蔵庫の中のものをがつがつと飲み食いしたんですね。
満腹になった若者は眠ってしまうんですが、妙なうめき声が聞こえてきて…。
一言コメント(ネタバレ注意)
この話、「惜しいなあ」と思ってしまいましたね。いや導入から展開まですごく期待させる流れなんですよ。起承転…までは最高なんです。
ただ、オチの部分に意外性がなく、せっかくの屋敷の異常性がわからないまま物語が終わってしまいます。(本CDの「留守宅」にも共通することですが)
まあ稲川怪談にミステリー小説のような伏線回収や驚くようなオチを期待するものではないんですけど、「結局いつもの終わり方か~」という。
これだけ長く稲川怪談の整理をしているとだいたいパターンがわかってしまって、どうしても裏切りを求めてしまうのは悪い癖ですね(笑)

まとめ
いかがだったでしょうか?
ミステリーナイトツアーシリーズのスタジオ収録盤Selectin23!
本ページ執筆時点で、稲川淳二公式YouTubeチャンネルで語られている怪談はなくて、代わりに夜話シリーズのYouTubeチャンネルでは語られていますので、気になる方は是非チェックしてみてください。
ミステリーナイトツアーシリーズの紹介はまだまだ続きます。引き続きお付き合いくださいね。
それじゃあまた。次の怪異でお会いしましょう。

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