こんにちは!アツコアツオです。
漫画家ゆでたまご先生を研究する【ゆでたまご研究所】へようこそ。
キン肉マニアなら女房を質に入れてでも行きたいイベント、アニメ放送40周年記念『超キン肉マン展』の東京会場が大好評のうちに閉会しました。
平日の昼下がりに行ってきましたので、写真撮影可能エリアを中心にレポートしたいと思います!
※東京の後、名古屋~福岡~仙台と列島を横断するようですので、今後見学する予定がある方はネタバレがあることをご了承の上、読み進んでくださいね。
超キン肉マン展
アニメ放送40周年記念と題して開催されました『超キン肉マン展』ですが、今回の展示はアニメ版キン肉マンをメインとしたものですので、展示類はアニメ版やアニメカラーが中心になっていますね。
東京会場では、平日の14時にもかかわらず、入場入口まで長蛇の列ができていてびっくり。平日なのでゆっくり&のんびりみれるかと思ったんですが、40年たったアニメの展覧会にこれだけの人が集まるとは…。改めてキン肉マンが持つパワーやファン層の厚さに驚かされました!
結局入場までは30分ぐらいかかったのですが、私の後ろには小学生ぐらいの男の子がお母さんといっしょに来ていました。みると手にはキン肉マン28巻を持っていて、ロビンVSパルテノンを夢中になって読んでいました。40年を超えるキン肉マン歴史…確実に次世代に繋がっているますね!
あと、プロレスリングNOAHの丸藤選手も同じように列に並んでいました(ご本人のTwitterでつぶやいていたので公表してもよいでしょう)。
その他、キン肉マンにゆかりがある芸人さんたちにもたまたま遭遇!超キン肉マン展に来た来場者の皆さんは、そんな有名人のことをあまり知らないのかもしれませんが、声を掛ける人はなく騒がずい冷静で大人な対応をする方ばかりでした。
さあ、入場口ではCCP社のフィギュアがモデルの、巨大キン肉マン像がお出迎えです!
いよいよ入場
係員にチケットを渡し入場すると、超キン肉マン展のドデカビジュアルポスターがありました。記念撮影したかったんですけど、壁との距離が近すぎてうまく撮影できず…。
そして、ゆでたまご先生のあいさつ文が!
キン肉マンのイラストは作画の中井先生バージョンですね!
ウェルカムシアター
その先には、既存のキン肉マンアニメをうまく編集した、特別映像が流れるウェルカムシアターがありました。5分ぐらいの映像だったのですが、撮影禁止だったため来場者だけのお楽しみ。
次のエリアにはアニメ版キン肉マンをイメージした描きおろしキャラクターたちの等身大パネルがありました!
正義超人たちのパネル。リキシマンはいるのにジェロニモはいない…。正義超人というくくりでの組み合わせはメンバーの悩みどころですよね。
アニメ版なので、ロビンマスクが青いアニメカラーになっています!
そしてこちらは運命の五王子たち。まさかキン肉マン新章「オメガ六鎗客編」で再び参戦することになるとは…。
壁面ではプロジェクターを用いたスライドショーが流れていました。なんてことはない演出なんですが、スライドのチョイスがおもしろいですね(笑)
シアターの次のエリアでは、入場時に押印してもらったスタンプが浮かび上がる~っ!ボワァ~!
観戦スタジアム
次のエリアでは超人の巨大フィギュアや技かけ体験フィギュアなどが展示されていました。
ウォーズマン、ロビンマスク、テリーマン、アシュラマンの巨大フィギュアがありましたが、こちらもCCP社のフィギュアのデザインですね。KIN29SHOPやキン肉マン関連の催事でよく出動しているオブジェです。
体験コーナー
そしてお次は、今回の超キン肉マン展のために作られたであろう、技かけ体験用フィギュア!
パロスペシャルを掛けられるキン肉マン!(100kgの体重制限があります)
そしてキン肉ドライバーを喰らう悪魔将軍!
そしてこちらは、トーナメントマウンテンに突き刺さっていたタッグトロフィーだ~っ!
意外と人気がなかった、新幹線アタックのテリーマンなりきりステージ。
1人で行っても安心
私のようにボッチ・ザ・マッスルなひとりぼっちな人も、周りにいるスタッフが「写真を撮りましょうか?」と声を掛けてくれます。やさしく対応してくれますので、遠慮せずに写真をとってもらいましょうね。(東京会場はスタッフの方からの声掛け・気遣いが最高でした)
主要シリーズのポスター
アニメ版キン肉マンの素材を使って作られた主要シリーズのポスターじゃ~いっ!ポスターの下にはレプリカチケットもあります。芸が細かい!
↓まずは超人オリンピック ザ・ビッグファイト↓
↓そして7人の悪魔超人シリーズ↓
↓お次は宇宙超人タッグトーナメント↓ビッグ・ボンバーズが載っていますよ!
↓最後はキン肉星王位争奪戦の名古屋城決戦↓
ソルジャーチームのメンバー、シルエットでうっすらわかりますね(笑)
展示会の最後にあるグッズ売り場でレプリカポスターが売っていました!
サイズはかなり小さくなっていましたが、4枚入りで2000円ぐらいだったような気がします。とてもノスタルジックなデザインなので、欲しい方はチェックしてみてくださいね。
リアルミュージアム
キン肉マンの世界に存在する、様々なメモリアルアイテムが展示されています。多くは本展示会のために作られたものだと思われます。(一部既製品もありました)
↓金のマスク、銀のマスク↓
↓悪魔将軍のマスク↓これはキャステム製かな。
↓ロビンマスクのマスク↓これもキャステム製かも。
↓運命の王子のマスク↓
マリポーサ、ビッグボディ、ソルジャーはプロレスのマスク風。CONVICT製かな?ゼブラとフェニックスのマスクは粘土細工っぽくてちょっと安っぽく感じちゃった。
↓キン肉マンのマスク↓
こちらも粘土細工風。小学生の図画工作みたいで…ちょっとガッカリ。
↓テリーマンのシューズ↓唐突に「ブチッ!」と音を立てて切れるテリーマンのシューズ紐。
↓バッファローマンのロングホーン↓ウォーズマンに折られたものかな。
↓超人オリンピックのチャンピオンベルト↓
これはかっこよかったなあ!
ほ、欲しい!(へそのゴマが付いていたかは未確認)
ちなみに、東京会場の限定グッズ付きチケットは、このチャンピオンベルトのレプリカバックルでしたね。イメージ画像より実物の方がかっこよかったので、Twitterを引用させてもらいます。
他会場でも同様の限定グッズ付きチケットが販売されるかもしれません。
超キン肉マン展の特典である『超人オリンピックチャンピオンベルト型バックル』
— IRON FACTORY IKEDA (@IRON_IKEDA) April 2, 2023
市販のバックル交換可能なベルトを購入することで本当に装着できます😊 pic.twitter.com/nBWnFWijRm
原作とは形状が異なりますが、友情を閉じ込めていた箱ですね。
↓アデランス提供、アデランスの中野さんのカツラ(笑)↓カレクックに頭に乗っていた皿もありました。
”ここは頭にのせる”コーナーなのかも(笑)
↓カメハメの組木↓
キン肉マンやテリーマンを鍛えぬいた組木ですね。
アニメグッズ展示
この先は写真撮影不可の展示物が多くなっていました。大昔のグッズやアニメスタッフの台本・コンテなどなど。このコーナーが一番見ごたえがありましたね。もっとアニメスタッフの制作秘話が聞きたかった!
なぜタッグトーナメントが北海道に移って宇宙に行ったのかetc…アニメオリジナル要素で必然性がなさそうな変更点がけっこうありましたからね。そんなエピソードがあったらもっと良かったかな。
映画版やテレビ版のポスターです。
フィギュア展示
キン肉マンはとにかくフィギュア系の商品展開がとにかく豊富!古くはキンケシ(今もキンケシ新シリーズが続いています)から、最近ではCCP社やspiceseed社のリアル造形フィギュアまで、枚挙にいとまがありません!
かなり多くのフィギュアが展示されていましたので紹介ましょう。
キンケシ
こちらはキンケシ過去シリーズの全商品!
そしてこちらが、今も続いているキンケシ新シリーズです。
一部カラーリングキンケシもあります。
そしてこちらは、プレミアムバンダイ限定のドデカキンケシ。私は発売当時、悩んだ末に見送ってしまった…。
spice seed
そして、リアルな造形と確かな品質で好評のspice seedによる、キン肉マンリアルフィギュアシリーズ!
値段は数万円とかなり高いのですが、すごく出来が良くてかっこいいフィギュア。メインキャラから脇役まで、けっこう幅広いラインナップを展開中です。高すぎて私は1個も持っていないです(笑)
可動式フィギュア
バンダイの可動式フィギュアも展示されていました。最近はラインナップが増えていませんね。大手ではやっぱり売れるキャラ中心で展開されることになっちゃいますよ。
マッスルショット
大人気のスマホアプリゲーム「キン肉マンマッスルショット」のフィギュア。コレクタブルで集めちゃくなっちゃいますよね!
展示されているのはすべてアニメカラーです。
そして、謎の模様が入ったアニメ版キン肉マンお馴染みのスーツが初造形化!spice seedさんは相変わらず攻めますね!
グッズ売り場
展示会を抜けると最後はグッズ売り場になっていました。
ホームページで案内されていたグッズ数よりも商品数がめちゃくちゃ多かった!グッズ目当てで行く方もチケットが必要ですが、かなり買い応えあるラインナップでした。とかいいつつ、とにかく人でごった返していましたので私はなにも買わず…。
人を映さず撮影するのは不可能なので、脇にあったパイプ椅子を撮影。これ売り物ですよ!
館内には展示会限定のガチャガチャがありました。缶バッジですね。
他にも既存商品であるダイキャストキンケシのガチャもありましたよ。
最後に不満点を…
入場料は前売り券で1800円、個人的にはちょっと高いと感じてしまった…。
展示会場は思った以上に狭く、キンケシやフィギュアなど既製品の展示も多くて、結局この手の催事にありがちな、「結局グッズ売り場で稼ぐためのイベント」のような気がしないでもなかったですね。
私が「もっとみたい」と感じた、実際のキン肉マンアニメに関する資料があまり展示されていなかったこともあるし、入場特典は任意の場所に【肉】ハンコを押してもらえるだけという残なさ。
そして、会場2ぐらいにはリアルゴールドの配布も終わっていたり、リアルゴールドのコラボシールも無料配布ではなくて、もらうために結構手間がかかったり…と、できるだけコストを掛けずにいこう!主催者の思惑を想像してしまった。
イベント自体はつまらないとは思いませんでしたが、1800円の価値に見合ったものを…という観点から
・ステッカーでもクリアファイルでもいいから、何か入場特典を配る
・来場者限定で新作アニメのチラみせをする
ぐらいはあっても良かったんじゃないかなあ…。
特に、入場者に限定キンケシ(新造形でなく限定カラーでもいいから全8種類とか)もっと施策をすれば、確実にリピーターは増えますよねえ。まあ、いろんな事情があることは察しますけどね。
今後、各都市の展示会に参加される方に、ちょっとでも参考になれば幸いです。
コメント